モーツァルト:ピアノ協奏曲第12,13番 アシュケナージ(p, cond) PO (LONDON)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ピアノ協奏曲第12番 K.414
[2] 同 第13番 K.415
■ウラディーミル・アシュケナージ(p, 指揮) フィルハーモニアo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} LONDON*410 214-2
発売:83年/録音:[1]1980, [2]81年/収録時間:55分
△ディスク=Made in W-Germany by PolyGram (ディスク中心部の刻印なし)
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズわずかにあり / 内縁にスリキズあり, 外縁にも少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 背側下部にツメ咬み痕あり(強め) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A- ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1980. 10,[2]1981. 3 以上ロンドン・キングズウェイ ホールにおける録音。
−アシュケナージ弾き振りによるモーツァルト:ピアノ協奏曲全曲録音の第5作。ディジタル録音では2作目でした。−演奏は清らかな湧水を思わせるような透明感と潤いある美音、清純な美少女を思わせる弱音中心のデリケートなタッチが大変 美しい。かつてのようにフォルテとピアノの差を大きくつけていないのも特徴的。1980年代のディジタル初期時代、こうした無垢な美しさというモーツァルトの一般的なイメージに敵うような演奏スタイルが流行りました。今から考えると、ピリオド演奏流行の反動という側面があったのでしょうか。今も万人に勧められる演奏と言えるでしょう。
−ところでモーツァルトのピアノ協奏曲は第20番以上の晩年の作品が偉大すぎて、10番台は実力ほど評価されていない気がします。しかし10番台もケッヘル番号は400番台、20歳代後半の充実期です。特に短調への変化によってふと陰りが差すのが絶妙な[2]はその昔、ワンダ・ランドフスカのライヴ演奏によってその魅力に気づかされました。今も第23, 27番とともにモーツァルトのピアノ協奏曲で最も好きな曲です。ランドフスカは第1楽章コーダ前のカデンツァだけではく、小粋なアインガングをふんだんに差し込んでいましたが、アシュケナージも第1楽章のピアノの入る場面でアインガングを入れているほか、第3楽章ではかなり入れ込んでいます。
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