Jシュトラウス 他:ワルツ集 Fスラットキン 他=HBSO (Seraphim)
曲目・演奏者
<ワルツ集>
●[1] J. シュトラウスII:「美しき青きドナウ」
[2] 同 :「ウィーンの森の物語」, [3] 同 :「芸術家の生涯」
[4] 同 :「春の声」, [5] 同 :「親しき仲」(「こうもり」 より)
[6] 同 :「ウィーン気質」, [7] 同 :皇帝円舞曲
[8] ヨーゼフ・シュトラウス:「わが人生は愛と喜び」
[9] ワルトトイフェル:「スケートをする人々」
[10] イヴァノヴィチ:「ドナウ川のさざ波」
[11] R. シュトラウス:「ばらの騎士」のワルツ
■[1-7, 9,11]フェリックス・スラットキン,[8,10]ミクロス・ローザ指揮 [1-11]ハリウッド ボウルso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} Seraphim*CDE 5 69023 2
発売:95年/録音:記載なし/収録時間:77分
△ブックレットはふたつ折りリーフレット △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 軽いシワ少しあり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆録音データなし。丸Pマークは [1-6]1958,[7,9,11]1959,[8,10]1961。1957〜60年頃の録音と思われます。フェリックス・スラットキンの録音を集めたアルバムの録音データを参考にしますと、[1-3,5-7]1957. 10,[4,9,11]1958. 6, 7。当アルバムの丸Pのデータと[4]と[7]が逆になっています。
−レナードの父 フェリックス (1915- 63) の録音に、映画音楽の作曲で有名なローザ (ロージャ) (1907-95) 指揮の2曲を加えたもの。−特にスラットキンの演奏はタイトなリズムで、しっとりしたロマン性を廃しており、“ウィーン気質” ならぬ “ヤンキー気質” という感じの賑やかな演奏です。また繰り返しの省略が多く、またその他カットがあるのも特徴。より多くのアメリカの一般大衆にクラシックを聞いてもらうため、手っ取り早く楽しませるアレンジを施し、派手で賑やかな演奏をしたのでしょう。−[2]ではツィターの入る長い導入がカットされ主部から始まり 驚かされます。コーダでのツィターはヴァイオリンなどで代用。−また[5]は通常「こうもり」の第2幕後半 ファルケが歌うしっとりとした歌 「ドゥ ウント ドゥ (君と君)」をもとにした管弦楽編曲ですが、この演奏では最初は確かにそのメロディであるものの、その後は自由な「こうもり」の音楽のポプリ (数珠繋ぎ) となります。−[6,7,10]は導入部カット。ただ[9]はカットや繰り返しの省略がほとんどないのは面白いところ。カットは導入部の一部だけではないでしょうか。−[10]は私は聞いたことのないオーケストレイションでした。また[11]も独自の編曲ではないでしょうか。興味は尽きません。
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