ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第4番，32の変奏曲　アラウ(p) Cデイヴィス＝SKD （PHILIPS）

曲目・演奏者

●ベートーヴェン：
[1] ピアノ協奏曲第4番 Op.58
[2] 自作主題による32の変奏曲 WoO.80

■クラウディオ・アラウ(p)　[1]コリン・デイヴィス指揮 シュターツカペレ ドレスデン

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS＊416 144-2
　発売：86年／録音：1984, 85年／収録時間：50分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ)
◇ブックレット：B+/ シワ部分的にあり(強め含む / ほとんど小口側)
◇プラケース：B　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[1]1984. 11 ドレスデン，[2]1985. 10 スイス・ラ ショー ド フォンにおける録音。
−アラウ、デイヴィス&SkDによるベートーヴェン：ピアノ協奏曲録音第2作でした。アラウ晩年の録音に聞かれる円熟はどれも本当に興味深い。肩の力抜け、俗世から脱したような透明で柔らかな響きの美しさ。そうした洒脱感からおのずと立ち上る微笑み。そうした個性は ベートーヴェンの協奏曲の中でもこの第4番がピタリとはまります。遅めのテンポでこの曲の叙情的な美しさが丁寧に紡がれていくさまに 老いの美しさを感じずにいられません。デイヴィス率いるドレスデンの馥郁とした豊かなバックも素晴らしい。