バッハ:フルート・ソナタ全曲 (8曲) ランパル(fl) ピノック(cemb) 他 (54DC568・2CD)
曲目・演奏者
●バッハ:
[1] フルートとチェンバロのためのソナタ第1番ロ短調 BWV.1030
[2] フルートと通奏低音のためのソナタ第1番ハ長調 BWV.1033
[3] 同 第2番ホ短調 BWV.1034
[4] 無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV.1013 §
[5] フルートとチェンバロのためのソナタ第2番 変ホ長調 BWV.1031
[6] 同 第3番イ長調 BWV.1032
[7] 同 第3番ホ長調 BWV.1035
[8] フルートと通奏低音のためのソナタト短調 BWV.102
■ジャン- ピエール・ランパル(fl) [1-3,5-8]トレヴァー・ピノック(cemb) [2,3,7]ローラン・ピドゥー(vc)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {DDD} CS−CBSソニー*54DC568〜9 (2枚組)
発売:85年/定価:5400円/録音:1984年/収録時間:51+46分
△ライナーノート:ミラン・ムンツリンゲル(和訳), 佐々木節夫
コンディション
◇ディスク:1)B+/ スリキズ部分的にあり(長め),2)A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+// 白色トレイに変色あり(天面濃いめ / 底面に小さな汚れ少しあり)
録音データ・その他
☆1984. 11 パリ・ノートルダム デュ リバンにおける録音。(P) ジョルジュ・カダール、(E) ジョルジュ・キッセルホフ 。
−ランパルは当曲集全曲を5回録音していますが (ただし曲集は異なります) これは最後のもの。モダン・フルートの大御所とピリオド演奏の名手という異色の共演で話題となりました。ランパルはやはり肉付きのよい音色、明快な吹奏であるには違いないのですが、この62歳時、5回目の演奏はテクニックにやや衰えを見せるようになったかわりに、より内面的な表現力が聞かれるようになっています。プレストやアレグロの終楽章では快速テンポをとってバリバリのテクニックを聞かせようとするものの、魂のこもったもの、人間的なものが現れているのがいい。[4]のサラバンドなど秀逸。ランパルの円熟がうかがえ、5回目の再録音の意味が納得できる演奏です。−一方のピノックは1975年 スティーヴン・プレストン(fl) らと7曲を録音していましたが、もちろんフラウト・トラヴェルソとの共演でした。モダン楽器との共演はほかにあったのでしょうか。ともかく現代の感覚とすれば、モダン・チェンバロの響きには違和感を覚えますので (そういうかたが多いことでしょうから)、ランパルが歴史的チェンバロの名手 ピノックを得たのはラッキーでした。−国内初出盤。
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