Bマルチェッロ:リコーダー・ソナタ集 クレマンシック(bfl) 他 (HMA190974)
曲目・演奏者
●ベネデット・マルチェッロ:
[1] リコーダー・ソナタ ヘ長調 Op.2-1 (bfl, pos-org, fg)
[2] 同 ニ短調 Op.2-8 (bfl, bs-fl, cemb)
[3] 同 ト短調 Op.2-3 (bfl, cemb)
[4] 同 ハ長調 Op.2-6 (bfl, vc, cemb)
[5] 同 ニ短調 Op.2-2 (bfl, bs-fl, lut)
[6] 同 ホ短調 Op.2-4 (bfl, vc, cemb)
■レネー・クレメンチッチ(bfl) [2-4,6]クリスティーネ・ジャコテ(cemb) [4,6]アレクサンドラ・バハチャー(vc) [1]ペーター・ウィデンスキー(ポジティヴorg) [2,5]フィルモス・シュタートラー(バスfl) [1]ヴァルター・シュティフトナー(fg) [5]アンドラーシュ・ケチュケーシュ(lut) (以上 古楽器使用)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} HMF*HMA 190974
発売:91年/録音:1976年/収録時間:66分
△musique d'abord シリーズ △ディスク=Made in Germany
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B-/ シワやや多し(強め含む) / 強いツメ咬み痕あり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+// 白色トレイに変色あり ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1976. 12 録音。−ベネデット・マルチェッロはイタリアの作曲家 (1686- 1739)。Op.2 のアルトリコーダー・ソナタ集 (12曲) はマルチェロが26歳だった1712年にヴェネチアで出版されました。生前から何度も版を重ね、のちにはフラウト トラヴェルソ用に移調されてロンドンでも出版され、人気を博したとのことです。なお6曲は教会ソナタ (緩-急-緩-急) の形式によっています。−ここでは[1]のみ高音のフルート・オッタヴィーノ (ソプラノ・リコーダー) を使用、他はフラウト・ドゥース (アルト・リコーダー) を使用、また通奏低音を曲ごとで変化を付けて響きに多彩にしています。−クレメンチッチ (クレマンシック) は、たとえばミカラ・ペトリのような清潔で可憐な演奏を思い浮かべると、裏切られることでしょう。妖しい (怪しい) ヴィヴラートを伴う個性的な演奏で、単にきれいに再現するのではなく、楽譜の奥底にある魂を (無理やりにでも?) 引き出そうとするかのよう。特に[6]は怪演! さすがに古楽界の奇才という感じがします。−なお当アルバムに「sonatas pour flute」などと記載されていますが、バロック時代は「フルート」といえば縦笛で、横笛は「フラウト トラヴェルソ」(伊) などと呼ばれていたためです。−ついでにもうひとつ老婆心ながら、有名なオーボエ協奏曲は兄アレッサンドロ・マルチェッロの作。
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