バッハの息子たちの二重協奏曲集 レオンハルト=CMW,レオンハルト・コンサート (TELDEC)
曲目・演奏者
●[1] C. P. E. バッハ:チェンバロとピアノのための協奏曲 変ホ長調 Wq.47 H.479
[2] J. C. バッハ:協奏交響曲 ヘ長調 T.VIII/6 (ob, vc)
[3] W. F. バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 変ホ長調 F46
■グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト・コンサート,コンツェントゥス ムジクス ウィーン [1,3]アンネケ・ウィッテンボッシュ(cemb) [1]ジャン・アントニエッティ(fp) フランス・ブリュッヘン,フランス・フェスター(fl) [2]イェルク・シャフトライン(ob) アンナー・ビルスマ(vc) [3]アラン・カーティス(cemb) (古楽器使用)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} TELDEC*0630-12326-2
発売:96年/録音:1966年/収録時間:49分
△DAS ALTE WERK シリーズ △ディスク=MADE INGERMANY △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ部分的にあり(小さめの強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆録音データなし。1966年と思われます。−[1]のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (1714- 88) はヨハン・ゼバスティアン・バッハが最初の妻マリア・バルバラとの間にもうけた次男。生前は父よりも有名で、ヨハン・クリスティアンと同様に世俗的な成功を収めました。父よりもむしろテレマンの作曲様式を受け継ぎ、ギャラント様式や多感様式を追究して古典派音楽の基礎を築き、ハイドンやベートーヴェンにも影響を与えたと評価されています。[1]は急緩急の3楽章。新旧鍵盤楽器による協奏曲というなんとも魅力的なアイディアですが、2本のフルートが美しく彩りを添えているのが印象的です。まさにギャラント様式を思わせる優美な曲ですが、多感様式を表した第1, 2楽章の影の作り方が面白い。
−[2]のヨハン・クリスティアン・バッハ (1735- 82) はヨハン・ゼバスティアンの末子。母は後妻のアンナ・マクダレーナ。イタリアでデビューした後 主にロンドンに住み、オペラ作曲家として、およびコンサートの開催によって名声を得ました。「ロンドンのバッハ」とも呼ばれています。[2]はアレグロ モデラートとテンポ ディ ミヌエットの2つの楽章からなる曲で、オーボエとチェロをソロに立てた二重協奏曲。ただしオーボエが主役でチェロは脇役です。
−[3]ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ (1710- 84) はヨハン・ゼバスティアンの長男。即興演奏と作曲の天才と認められていたにもかかわらず、収入と雇用は不安定で 貧困のうちに世を去ったとのことです。[3]は規模大きめの第1楽章,2台のチェンバロのみによる小さな第2楽章: カンタービレ,そしてヴィヴァーチェの3楽章からなります。2台のチェンバロの賑やかな動きが楽しい。
−レオンハルト・コンサートとコンツェントゥス ムジクス ウィーンのメンバーの合同演奏。ソリスト、オケ・メンバーと使用楽器掲載。アーノンクールは弦楽部のチェロ、妻アリスも弦楽部のヴァイオリンとして参加しています。なお国内盤ではレオンハルト指揮と書かれていますが、当アルバムにはなぜかその名はありません。
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