＜ゴシック期の音楽＞　マンロウ＝ロンドン古楽コンソート （UCCA3102）

曲目・演奏者

　＜ゴシック期の音楽＞
●　(a) ノートル ダム楽派
[1] レオニヌス (レオナン)：｢地上のすべての国々は｣ (2声のオルガヌム）
[2] ペトティヌス (ペロタン)：｢地上のすべての国々は｣ (4声のオルガヌム)
　(b) アルス アンティクヮのモテトゥス
[3] 作曲者不詳：｢アレルヤもてほめ歌え｣，[4] 同 ：｢いま愛は嘆く｣， [5] 同 ：｢誰かがわたしを見てるかどうか｣， [6] 同 ：｢苦難の海で｣， [7] 同 ：｢おお 限りなくやさしき乙女マリアよ｣
[8] ペトルス・デ クルーチェ：｢習慣的に歌を創る人たちもいるが｣， [9] アダン・ド ラ アル：｢わたしの感じる甘き苦悩は｣， [10] 同 ：｢旦那の前で奥方様に｣
　(c) アルス ノヴァのモテトゥス
[11] 作曲者不詳：｢フォーヴェルの家の子郎党は｣， [12] ヴィトリ：｢恥知らずにも歩きまわった｣， [13] 同 ：｢ネブカデネザルの像のもと｣， [14] 作曲者不詳：｢カタカタコットン ある朝ロバンは｣， [15] 同 ：｢フェーブスは地から昇り｣
[16] ギョーム・ド マショー：｢運命女神の約束に｣， [17] 同 ：｢ああ この苦しみ! どうして忘れられよう｣， [18] 同 ：｢荒れ地の深い森へ｣， [19] 同 ：ダヴィデのホケトゥス

■デイヴィッド・マンロウ指揮 ロンドン古楽コンソート〔ジェイムズ・ボウマン，チャールズ・ブレット，デイヴィッド・ジェイムズ(C-T)　ロジャーズ・カーヴィー- クランプ，ポール・エリオット，マーティン・ヒル，ジョン・ニクソン，ジョン・ポッター(T)　ジョフリー・ショウ(Bs)　器楽9人〕

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} Un−アルヒーフ＊UCCA-3102
　発売：02年／定価：1800円／録音：1975年／収録時間：60分
△アルヒーフ NEW BEST50 シリーズ　△歌詞対訳掲載
△ライナーノート：ヴォルフガング・デームリング (和訳)

コンディション

◇ディスク：B-/ 研磨痕あり(薄め) // レーベル面中心部に薄汚れ少しあり
◇ブックレット：A-/ 小シワ少しあり(強め) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+〜B　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇オビ：A-〜B+/ 小シワ, 小キズ少しあり

録音データ・その他

☆1975. 4, 10 ロンドンにおける録音。(D) ゲルト・プレープシュ、(E) H- P. シュヴァイクマン，C. ヒーマン。
−古楽の旗手であった故マンロウがアルヒーフに残した唯一にして彼の最後の録音 (主要作品を抜粋)。12〜14世紀にかけて フランスを中心に花開いたゴシック期 (狭義には建築様式) に作曲された多彩な作品を収めた1枚。古くも新しい、ユニークでなんとも不思議な世界。博物館の資料、あるいは古い古楽演奏という感じは全くなく、音楽に生気が感じられるのが素晴らしい。−器楽はリコーダーなどを担当するマンロウを入れて9人。クリストファー・ホグウッドがハープで参加しています。