ボーイト：メフィストーフェレ　ファブリティース＝； ギャウロフ(Bs) フレーニ(S) 他 （DECCA・2CD）

曲目・演奏者

●ボーイト：
｢メフィストーフェレ｣ 全曲

■ニコライ・ギャウロフ(Bs：メフィストーフェレ)　ルチアーノ・パヴァロッティ(T：ファウスト)　ミレッラ・フレーニ(S：マルゲリータ)　ヌッチ・コンド(MS：マルタ他)　ピエロ・デ パルマ(T：ワグネル)　モンセラート・カバリエ(S：エレナ) 他
　オリヴィエロ・デ ファブリティース指揮 ナショナルpo　ロンドン・オペラcho　トリニティ少年聖歌隊

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DECCA＊475 6666 (2枚組)
　発売：05年／録音：1980, 82年／収録時間：67+79分
△クラシック オペラ・シリーズ　△伊語詞・英訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L

コンディション

◇ディスク：1)A-/ 小スリキズわずかにあり，2)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(少なめ)
◇ブックレット：B+/ シワ部分的にあり(強め含む)
◇プラケース：A-〜B+

録音データ・その他

☆1980. 8, 1982. 1 ロンドン・ウォルサムストウ タウン ホールにおける録音。(P) クリストファー・レーバーン、(E) ジェイムズ・ロック，スタンリー・グッドール。
−ゲーテの「ファウスト」を原作に、ボーイトが自分で台本と作曲を手がけたもの。1868年 ミラノ・スカラ座で自身の指揮で初演されました。それまでにも「ファウスト」を題材にした音楽作品は数多く生まれていましたが、第2部を取り上げるなど 全く違った視点から生み出されたこの作品は大きな反響をもたらしました。ただし初演版は5時間を超える大作。それでも原作の雄大さをまとめるには無理があったこともあって、好評を得たのはわずかに冒頭の「天上のプロローグ」のみでした。ボーイトは数年後に改訂版を発表し成功。現在上演されるのは改訂版です。｢いつかの夜 暗い海の底に」(第3幕 マルゲリータ) をはじめとする魅力的なアリア多し。
−DECCAレーベルは1958年 シエーピ、デル モナコ、テバルディ、セラフィン指揮で録音 (1番目の改訂版であるボローニャ版)。長くこのオペラの代表的録音でしたが、1980年代初めに当時の最高の歌手を揃えた新たな名盤を作り上げました。−1982年8月に亡くなったデ ファブリティース最後の録音。なせか録音ではほとんど重宝されなかった名匠一世一代の演奏です。