Rシュトラウス:無口な女 ベーム=WP; ホッター(Bs) ヴンダーリヒ(T) 他 /L (DG・2CD)
曲目・演奏者
●R. シュトラウス:
「無口な女」全曲
■ハンス・ホッター(Bs:モロズス卿) ヘルマン・プライ(Br:理髪師) フリッツ・ヴンダーリヒ(T:ヘンリー) ヒルデ・ギューデン(S:アミンタ) ジョルジーネ・フォン ミリンコヴィチ(MS:女中) 他
カール・ベーム指揮 ウィーンpo ウィーン国立歌劇場cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} DG*445 335-2 (2枚組)
発売:94年/録音:1959年LIVE/収録時間:74+72分
△ブックレット(32ページ) とリブレット(88ページ) が別になっており プラケース内に収納
△独語詞・英訳掲載 △ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY PMDC
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(少なめ / 強め含む),2)A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ ジャケ面小口側端に強いシワあり / 裏表紙にシワ少しあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇リブレット:A-〜B+/ 表紙両面に小シワ, 小キズ少しあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1959. 8. 6 ザルツブルク音楽祭劇場におけるライヴ録音。(E) マインハルト・ライティヒ。
−当オペラはシュトラウス全15作中11番目のオペラ。1932〜34年作曲。原作はイギリスの詩人で諷刺喜劇作家 ベン・ジョンソン(1572- 1637) の「無口な女」。それをオーストリアの作家シュテファン・ツヴァイク (1881- 1942) が翻案した台本を使用。ちなみに盟友ホフマンスタールが亡くなり、前作「アラベラ」が名コンビの最終作となってしまっていました。当オペラは1935年 ベームの指揮で初演。しかしベームはセッション録音を残しておらず、このライヴ録音は貴重。ORF音源のCD化で、これが初発売であったとのこと。良好な音質です。同年 国内盤でも発売されましたが、それがこのオペラの国内初発売だったとのことです。
−「影のない女」の続編… というわけではなく、こちらは喜劇。18世紀後半のロンドンが舞台で、主人公は孤独を愛し 騒音嫌いのモロズス卿。行方不明になっていた甥のヘンリーが帰ってきたと思ったら、オペラ歌手 (アミンタ) と結婚しているというのが気に食わず、卿は遺産相続人からヘンリーを外してしまう。そんなヘンリー夫妻を見かねた理髪師が卿の目を覚まさせようとひと芝居を打つ…。「ばらの騎士」がシュトラウスの「フィガロの結婚」なら「無口な女」はシュトラウスの「セビリャの理髪師」でしょうか。音楽はレチタティーヴォに近い歌がずっと続きます。観客も第1幕の突然現れるパウゼの部分で 第1幕が終わったのかと勘違いして拍手してしまっています。ドイツ語を解せない日本人が音だけでを聞いて楽しむには難しいものがあるという感じですが、それにしてもホッター、ヴンダーリヒ、プライ、ギューデンというため息の出るような名歌手たちによる丁々発止、臨場感あるやり取りが素晴らしく、それだけでも感激してしまいます。−第2幕 村娘に扮したアミンタが卿に媚びる歌では “ミス・ウィーン” ともいうべきギューデンのコケティッシュな歌を聞くことができます。それにしても「理髪師」がプライというのはまた面白いところ。−ブックレットに数枚の舞台写真が掲載されています。
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