アレンスキー:ピアノ三重奏曲集 ボザールTr (PHCP5294)
曲目・演奏者
●アレンスキー:
[1] ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
[2] 同 第2番ヘ短調 Op.73
■ボザール・トリオ〔メヘナム・プレスラー(p) アイダ・カヴァフィアン(vn) ピーター・ワイリー(vc)〕
ディスク・データ
CD// 国内盤 {DDD} Ph−フィリップス*PHCP-5294
発売:95年/定価:3000円/録音:1994年/収録時間:63分
△ライナーノート:奥田佳道
コンディション
◇ディスク:A〜A-/ 内縁に小スリキズあり
◇ブックレット:B+/ 小口側端に強い小シワあり / シワ少しあり(強め) / 裏表紙にスレ線少しあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇オビ:A-〜B+/ 縦直線状のシワあり
録音データ・その他
☆1994. 6 NY・パーチェス校・パフォーミング アーツ センターにおける録音。(P, E) ハイン・デッカー、(E) ジョン・ニュートン。
−アントン・アレンスキーはロシアの作曲家、教育者 (1861- 1906)。リムスキー-コルサコフに学び、また教育者としてラフマニノフやスクリャービンを育てました。チャイコフスキー、あるいはロマン派の作曲家の影響を受け、それほどロシアの民族的傾向の濃くないロマンティックな作風。[1]は代表作。チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出に」がニコライ・ルビンシテイン追悼のために作曲されたのと同様、サンクト ペテルブルク音楽院でチェロを教え、1889年に死去したチェリスト カルル・ダヴィドフの追悼のため作曲されました。伝統的な4楽章のソナタ形式のスタイルによっていて (第2楽章: スケルツォ)、夢見るような美しいメロディとメランコリーで 近年 人気を高めています。−[2]は作曲者の死の前年に出版されたものの、近年までまともな楽譜が発見されなかったとのことで、演奏される機会も少なかったもの。4楽章からなり、第3楽章はスケルツォで、第4楽章は変奏曲。アレンスキーは独自の個性を打ち立てることがなかったとされているようですが、ここではチャイコフスキー風のロマンティシズムよりも、サロン的な軽さとともに、近代的な和声が駆使されており、興味深いところです。
−ボザール・トリオはヴァイオリンが第3代目のカヴァフィアンであった時代 (1992- 98)。チェロのワイリーは2代目 (1987- 98)。この3人のボザール・トリオとしては、マズア&GOLとのベートーヴェン:三重協奏曲に続く録音でした。−名手プレスラー中心にならず、3つの線は明快で力強く、またロマンティックな情感の表出も見事。素晴らしい演奏です。
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