リスト:ファウスト交響曲 ビーチャム=RPO,ヤング(T) (CDM763371)
曲目・演奏者
●リスト:
ファウスト交響曲
■トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤルpo ビーチャム コラール ソサエティ(cho) アレクサンダー・ヤング(T)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*CDM 7 63371 2
発売:90年/録音:1958年/収録時間:70分
△EMIスタジオ・シリーズ △羅語詞・英独仏訳掲載
△ディスク=Made in W. Germany / SONOPRESS刻印あり △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ 軽シワ部分的にあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1958. 4 ロンドン・キングズ ウェイ ホールにおける録音。(P) ヴィクター・オロフ、(E) ロバート・グーチ。
−近年は録音が増えてきたものの、まだまだ認知度の低かった時代の「ファウスト交響曲」録音。国内CDでは未発売ではないでしょうか。それにしても偉大なるディレッタント ビーチャムのレパートリーの広さには驚かされます。現代では明快なテクスチュア、オケの機能美、あるいはさらなるドラマティシズムを求めることは可能ですが、精緻さの代わりにコクを感じる甘い響きがあり、ビーチャムのおとなの余裕に惹かれます。とはいえ聞かせどころを熟知しており、メリハリも鮮やか。音質もなかよくてダイナミックレンジが広く、フォルテやドラムロールの威力充分。曲の認知度さえあれば、いくつか思い浮かぶビーチャムの代表的録音のひとつになりえたのではないでしょうか。−オケ、合唱、テノールが同じメンバーによる1956年ライヴが SOMMレーベルから発売されていますが、ビーチャムは当時 この曲をよく取り上げていたのでしょうか。当録音はコンサートの成功を踏まえてのセッション録音だったのでしょう。
−ところで当曲の世界初録音は何だったのでしょう。1955年のアルヘンタ&OSCC盤 (DECCA) はモノーラルで、しかも独唱と合唱と管弦楽に移したケラーマン編曲版でした。当録音はステレオ初期時代の貴重な演奏であったことでしょう。−いや、2年後の1960年、バーンスタイン&NYPが録音しています (CBS → SONY)。
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