ショスタコーヴィチ：交響曲第12番　ムラヴィンスキー＝Len /L （VDC25028）

曲目・演奏者

●ショスタコーヴィチ：
交響曲第12番 Op.112「1917年」

■エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラードpo

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} V−STE＊VDC-25028
　発売：89年／録音：1984年LIVE／収録時間：38分
△ムラヴィンスキーの芸術 シリーズ　△ライナーノート：金子建志　△原盤：ソ連ゴステレラジオ

コンディション

◇ディスク：A〜A-/ 外縁にスリキズ少しあり
◇ブックレット：B+/ 内部にシワ少しあり(強いシワ含む) / 白地部分に軽い変色あり, 薄汚れ, スレ線少しあり
◇プラケース：A-〜B+　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇オビ：B+/ シワ部分的にあり / 裏面に両面テープ痕少しあり

録音データ・その他

☆1984. 4. 30 レニングラード・フィルハーモニー大ホールにおけるライヴ録音。(E) シュガル。
−レニングラード放送局の倉庫に眠っていた、ムラヴィンスキー専属エンジニア シュガル氏秘蔵のマスターテープから直截CD化されたシリーズの1枚。−当曲は1961年 ムラヴィンスキーが初演した曲で、同年の録音が2種残されているようです。この晩年の演奏もスゴイ。造詣は峻厳、表現は苛烈、ずっと緊張感を強いられる演奏で、まさか80歳時の演奏とは思えないものですが、ムラヴィンスキーはこの演奏の録音・録画をおこなった後 一切の録音を拒否したとのこと。第4楽章の練習番号117あたりで若干のミスを起こしたしたことが影響しているのではないかとのことです。練習番号117というのはおそらく 6'38 あたりのことでしょう。確かに難しそうなところで少し乱れがありますが、難曲のライヴ演奏ですので他にも少しの乱れはあり、それほど気になりません。ただ YOUTUBE にアップされている映像を見てみますと、指揮が止まっているようで、ムラヴィンスキーはこのことにショックを受けたということは想像できます。