ビゼー:カルメン マゼール=OWSO; ルートヴィヒ(MS) キング(T) 他 /L (ORFEO・2CD)
曲目・演奏者
●ビゼー:
「カルメン」全曲
■クリスタ・ルートヴィヒ(Ms:カルメン) ジェイムズ・キング(T:ドン ホセ) エバーハルト・ヴェヒター(Br:エスカミーリオ) ジャネット・ピロウ(S:ミカエラ) ルチア・ポップ(S:フラスキータ) マルガリータ・リローヴァ(MS:メルセデス) マレー・ディッキー(T:レメンダード) エーリヒ・クンツ(Br:ダンカイロ) 他
ロリン・マゼール指揮 ウィーン国立歌劇場o 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} ORFEO*C 733 082 I (2枚組)
発売:08年/録音:1966年LIVE/収録時間:80+65分
△歌詞掲載なし △ディスク=Made in Germany
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小スリキズ少しあり(外縁に強め含む),2)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B/ シワ部分的にあり(表紙に強いシワあり / その他部分に強め含む)
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1966. 2. 19 ウィーン国立歌劇場におけるライヴ録音。モノーラル。
−早世したフェレンツ・フリッチャイの後任として1965年 ベルリン・ドイツ・オペラとベルリン放送響 (現在のベルリン・ドイツ響) の音楽監督に就任したマゼール。当ライヴ録音はその翌年 35歳時の指揮。マゼールの「カルメン」といえば、ベルリン・ドイツ・オペラ管を指揮した1970年のセッション録音 (EURODISC) が有名 (カルメンはアンナ・モッフォ)。そこではエーザー校訂のアルコーア版による初の録音として有名ですが、当ライヴ録音は従来のギロー編曲のグランド・オペラ版です。−キャストはそれぞれの役の正規録音がない歌手ばかり… と思いきや、ルートヴィヒは1961年 シュタイン指揮のドイツ語版 (EMI) で、ピロウは1974年 ロンバール指揮 (ERATO) で歌っていました。キングのドン ホセ、ヴェヒターのエスカミーリョ、フラスキータにポップ (当時26歳)、ダンカイロにクンツ (56歳) というのもなんとも興味深いところ。フランス人はひとりもいないのに 当時 フランス語で歌っているというのも考えてみればすごいことです。ルートヴィヒはドイツ・オペラと発声を変えているよう。カルメンを徹底的に勉強し、カルメンになり切ろうとしているのが伺えます。マゼールのアクの強さを含む血気盛んな指揮も面白い。−音質はモノーラルでやや遠い感じがすると言え 良好といえるでしょう。−ORFEOは貴重なライヴ録音をCD化するだけでなく、ブックレットに数枚の舞台写真を掲載してくれるのも嬉しいところです。
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