ハイドン：弦楽四重奏曲集 Op.17 (第25〜30番)　フェシュテティチQ （MerA412・2CD）

曲目・演奏者

●ハイドン：
弦楽四重奏曲集 Op.17
〔[1] 第26 (17) 番 ヘ長調 Op.17-2, Hob.III:26， [2] 第25 (18) 番ホ長調 Op.17-1, Hob.III:25， [3] 第30 (20) 番ニ長調 Op.17-6, Hob.III:30　§　[4] 第28 (19) 番ハ短調 Op.17-4, Hob.III:28， [5] 第27 (21) 番 変ホ長調 Op.17-3, Hob.III:27， [6] 第29 (22) 番ト長調 Op.17-5, Hob.III:29〕

■フェシュテティチQ〔イシュトヴァーン・ケルテシュ，エリカ・ペテーフィ，ペーテル・リゲティ，レジェー・ペルトリニ〕 (古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 国内使用盤 {DDD} マーキュリーーアルカナ＊Mer-A412 (A 412) (2枚組)
　発売：09年／定価：3700円／録音：1993, 94年／収録時間：76+75分
△海外盤に六ツ折の日本語解説書と長オビを附したもの　△ディジパック仕様 (三ツ折)
△ライナーノート：ラースロー・ショムファイ (和訳)

コンディション

◇ディスク：1)A-/ 小スリキズ少しあり，2)A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり(小さな強め含む)
◇日本語解説書：A〜A-
◇紙ケース：A-/ 角に小傷み少しあり　◇オビ：A-/ 小シワ少しあり

録音データ・その他

☆1993. 12，1994. 3 ブダペスト・技術産業大学図書館における録音。(P) ミシェル・ベルンステイン、(E) シャルロット・ジラール ドゥ ケランフレック。
−1993年から2006年で完成させたピリオド楽器による初のハイドン四重奏曲全集うちの1集 (録音順では第1集)。オリジナルは1994年 A912 の番号で発売され、おそらく厚いプラケース, 大判ブックレット, 紙箱付きだったのでしょう。当アルバムは2009年の再発盤で、ディジパック使用です。マーキュリーによる日本語解説書付き。
−弦楽四重奏曲集 Op.17 は1771年作曲。6曲すべて自筆譜が残っています。1772年 アムステルダムのヨハン・ユリウス・フンメルから出版されました。自筆譜やハイドン自筆の草稿目の曲順は、出版譜とは異なっており、第2- 1- 4- 6- 3- 5番の曲順。フェシュテチチQはすべて自筆譜の曲順での収録を目指していたようですが、 収録時間の関係で当盤では第6番と第4番が入れ替わっています。−第1vnの比重が高い点、すべて4楽章で第2楽章にメヌエット、第3楽章に緩徐楽章が置かれる点、第1楽章は原則としてソナタ形式だが変奏曲のものが1曲まじっている点、すべての曲の調が異なっている点、短調の曲が1曲ある点など、この曲集のすぐ前に書かれたと考えられているOp.9との同様。自筆楽譜の曲名はOp.9と同様「ディヴェルティメント」のままですが、低音楽器は「basso」とともに「violoncello」とも記されているとのことです。−なお通し番号は一般的なものとともに、カッコ内に偽作や編曲作品を除いた番号を記しています。