▽ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.9 (第19〜24番) フェシュテティチQ (A911・2CD)
曲目・演奏者
●ハイドン:
弦楽四重奏曲集 Op.9
〔[1] 第22番 (第11番) ニ短調 Op.9-4, Hob.III:22, [2] 第19番 (第12番) ハ長調 Op.9-1, Hob.III:19, [3] 第21番 (第13番) ト長調 Op.9-3, Hob.III:21 § [4] 第20番 (第14番) 変ホ長調 Op.9-2, Hob.III:20, [5] 第23番 (第15番) 変ロ長調 Op.9-5, Hob.III:23, [6] 第24番 (第16番) イ長調 Op.9-6, Hob.III:24〕
■フェシュテティチQ〔イシュトヴァーン・ケルテシュ,エリカ・ペテーフィ,ペーテル・リゲティ,レジェー・ペルトリニ〕 (古楽器使用)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} ARCANA*A 911 (2枚組)
発売:99年/録音:1998年/収録時間:66+70分
△紙箱付き(▽厚さ2.9センチ) △大判ブックレット付き
コンディション
◇ディスク:2枚)A
◇ブックレット:B+/ 裏表紙上辺付近に強いシワあり / その他軽シワ少しあり
◇プラケース:A-
◇紙箱:B+/ 角に傷みあり / 端に小ハゲ少しあり / 線キズ少しあり
録音データ・その他
☆1998. 8 ブダペスト・技術産業大学図書館における録音。(P) ミシェル・ベルンステイン、(E) シャルロット・ジラール ドゥ ケランフレック。
−1993年から2006年で完成させたピリオド楽器による初のハイドン四重奏曲全集の1組 (録音準から言うと第5集)。才気走ったところのない真摯な姿勢、丁寧な演奏。ファーストvnがグイグイ引っ張るタイプではなく、4つの古楽器のアンサンブルはインティメートでやや素朴ではあるもの、メリハリも充分に考えられており、物足りなさはありません。木製の味わいを思わせるチェロの柔らかな響きもいい。
−弦楽四重奏曲集 Op.9 は1769年頃に作曲したと考えられている曲集 (自筆譜現存せず)。Op.9, 17, 20 の弦楽四重奏曲集が書かれた時期は、ハイドンの「シュトルム ウント ドランク 疾風怒濤) 期」と呼ばれる時代にあたります。出版譜の曲順はハイドンの意図を反映しておらず、ハイドン自筆の草稿目録 (エントヴルフ・カタログ) には第4- 1- 3- 2- 5- 6曲の順に記されており、当アルバムではその順番で収録されています。フェシュテティチQの “こだわり” であったようですが、収録時間の関係ですべてそのようにならなかったとのことです。−エントヴルフ・カタログによると曲名は「ディヴェルティメント」で、初期の弦楽四重奏曲と同様 低音楽器がチェロでなく「Basso」と記されていますが、内容的には気楽なディヴェルティメントから離れて充実した音楽になっています。形式的にも4楽章形式になり、第1楽章は多くがモデラートとなり、第2楽章がメヌエット、第3楽章が緩徐楽章に。この曲集で「弦楽四重奏曲の父」の基礎が出来上がったと見ていいでしょう。−なお通し番号は一般的なものとともに、カッコ内に偽作や編曲作品を除いた番号を記しています。
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