ヒナステラ:パナンビ,エスタンシア 他 グーセンス=LSO (KICC7310)

メイン画像:ヒナステラ:パナンビ,エスタンシア 他 グーセンス=LSO (KICC7310)ジャケット写真

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商品番号:KICC7310

  • 通常価格:2,000円(内税)
  • 会員価格:1,900円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●[1] ヴィラ- ロボス:「カイピラの小さな汽車」(バッキアーナス ブラジレイラス第2番より)
[2] アンティル:「コロボリー」組曲〔1. 歓迎の儀式,2. 夕星への踊り,3. 雨の踊り,4. トーテムの行進,5. 終幕の火の儀式〕
[3] ヒナステラ:「パナンビ (蝶)」組曲〔1. パナラの月,2. 力強い精霊の踊り,3. 娘たちの嘆きと娘たちのロンド,4. 雄姿の踊り〕
[4] 同 :「エスタンシア (農場)」組曲 Op.8a〔1. 開拓者たち,2. 小麦の踊り,3. 牧童,4. 終曲の踊り: マランボ〕

■ユージン・グーセンス指揮 ロンドンso

ディスク・データ

CD// 国内仕様盤 {AAD} K−エヴェレスト*KICC 7310 (EVC 9007)
 発売:95年/定価:2300円/録音:[1,3,4]1958年, [2]同年?/収録時間:54分
△海外盤に日本語解説書(10ページ) と長オビを附したもの △ブックレットは見開き1枚のみ
△日本語解説書ライナーノート:三井啓, 山野雄大 △レ−ベルに関するリーフレット(見開き1枚)付き
△SBMリマスター (20bitディジタル) △ディスク=Made in USA

コンディション

◇ディスク:A〜A-/ 外縁に小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ シワ少しあり
◇日本語解説書:B/ シワ, ツメ咬み痕部分的にあり(強め含む)
◇プラケース:A- ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇長オビ:B+/ シワ少しあり(強め含む) / 小さな薄汚れわずかにあり

録音データ・その他

☆[1,3,4]1958. 8, 11 ロンドン・ウォルサムストウ アセンブリー ホールにおける録音。(P, E) バート・ホワイト。初出:[1]1960. 1, [2-4]1958. 10 ともにアメリカ。−復刻EP:シーモア・ソロモン、ディジタル リマスター:デイヴィッド・スミス (SONY)。
−音質の良さで有名だった ハーフインチ・3トラック・マグネティック・テープ録音からのCD化。CD化も成功していると言っていいでしょう。音質鮮明にしてカラフル、パワフル。
−[2]はオーストラリアの作曲家 ジョン・アンティル (1904- 86) のバレエ音楽からの組曲。1956年作曲。「コロボリー」とはオーストリア先住民アボリジニーの集団舞踏で、アンティルが少年時代に接したコロボリーを題材としたもの。ブラスと打楽器が活躍、バルバロで呪術的な雰囲気がユニーク極まりない。グーセンスは1947年から56年までシドニー響の首席指揮者をつとめていた時にこの曲を知ってロンドンで演奏し、評判になったとのことです。
−ヒナステラはアルゼンチン最大の作曲家 (1916- 83)。[3]と[4]はともにバレエからの組曲です。[3]は1936年頃作曲。アルゼンチンの先住民族に伝わる愛と魔法のロマンティックで超自然的な伝説に基づいています。[4]は1941年作曲。ガウチョの生活やパンパに住む人々を描いたもの。ヒナステラの作品で最も知られたものでしょう。一方[1]はバッキアーナス ブラジレイラス (ブラジル風バッハ) 第2番の第4曲: トッカータ。カイピラ (田舎) を走る列車を描いた楽しい小品で、充分 有名曲ですね。いずれも民族色豊かで、派手で賑やかなオーケストレイション。優れた演奏、鮮明な録音も相まって、大変個性的で痛快なアルバムとなっています。
−なお日本語解説書10ページのうち6ページは三井啓氏によるオーディオ的な魅力・分析にあてられています。

商品番号:KICC7310

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