ラヴェル：ピアノ協奏曲集 他　フランソワ(p) クリュイタンス＝OSCC （EMI）

曲目・演奏者

●ラヴェル：
[1] ピアノ協奏曲
[2] 左手のためのピアノ協奏曲
[3]「夜のガスパール」

■サンソン・フランソワ(p)　[1,2]アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院o

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊5 66957 2
　発売：98年／録音：[1,2]1959, [3]67年／収録時間：61分
△GRCシリーズ (artリマスター)　△ディスク＝MADE IN HOLLAND

コンディション

◇ディスク：B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ 強いツメ咬み痕あり / 内部白地部分に変色あり
◇プラケース：A-〜B+

録音データ・その他

☆[1,2]1959. 8 パリ・サル ワグラム，[3]1967. 6 モンテ カルロ・サル ドゥ ラルカザールにおける録音。
−昔からの代表的録音も、現在の感覚ではピアノ、オケともに 技術的にはかなりアバウトで、録音も古くなりましたが、それでも[1]第1楽章ピアノ・ソロ開始部分の揺れるリズムから もうすっかり魅了されてしまいます。その即興的・霊感的な演奏によって この曲のウィット、エレガンス、アイロニー、ラプソディなどを余すところなく表していると言っていいでしょう。一方コンセルヴァトワールのしゃれた響きも最高。[1]第1楽章の弱音の高音によるホルン・ソロ (ルシアン・テヴェでしょう) などもうメロメロ…。−[2]もロマンティックでラプソディックな表現も今なお随一。ともに内容的にはますます輝きを増すばかりの名演奏と言えるのではないでしょうか。