{SACD-HYBR} レスピーギ:ベルキス,教会のステンドグラス アシュケナージ=RFO (OVCL00216)
曲目・演奏者
●レスピーギ:
[1]「ベルファゴール」序曲
[2]「シバの女王 ベルキス」組曲
[3]「教会のステンドグラス」(交響的印象)
■ウラディーミル・アシュケナージ指揮 オランダ放送po
ディスク・データ
HYBR-SACD// 国内盤 {DDD} Oc−EXTON*OVCL-00216
発売:06年/定価:3000円/録音:2004年/収録時間:61分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD 5.0ch SURROUND),DSD方式
△ライナーノート:木幡一誠
コンディション
◇ディスク:A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇オビ:A-〜B+/ 直線状のシワ少しあり
録音データ・その他
☆2004. 3,2005. 4 オランダ・ヒルフェルスム・MCOスタジオにおける録音。(P, D, E) 江崎友淑。
−[1]はオペラの序曲。ベルファゴールというのは悪魔の名で、裕福な商人や旅の若者に成りすまし、若い娘カンディーダと誘惑しようとするも、恋人バルドとの固い絆の前にあえなく失敗するというコミック・オペラ。冒頭 悪魔のグロテスクさが攻撃的な音楽描かれますが、一転 オーボエで始まる美しいメロディはカンディーダの肖像。この後もドラマティックに展開し (「アッピア街道の松」 を思わせる箇所あり)、最後 快活に賑やかに曲を閉じます。
−[2]はもとはバレエ音楽。作曲者自身により4曲からなる組曲が編まれました。レスピーギらしい豊かな色彩感とともに、アラビア風な旋律、あるいは多種多様な打楽器群を用いた異国的な雰囲気が特徴的。ただオリジナルの管弦楽版よりも先に吹奏楽用編曲版で有名になり、近年 管弦楽版の演奏機会が増えてきたところです。第3曲: 戦いの踊りは打楽器群によって力強いリズムが刻まれるバーバリアンな曲ですが、伊福部昭を想起させます。第4曲: 狂宴の踊りにも同様の面白さがあります。
−[3]はピアノ曲「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」を管弦楽編曲し、終曲の第4曲を新たに加えたもの。 I. エジプトへの逃避,II. 大天使ミカエル,III. 聖クララの朝の祈り,IV. 偉大なる聖グレゴリウス からなります。なんといっても天使とサタンの激しい戦闘を描く、スペクタクルな大迫力の第2曲が有名。これも吹奏楽コンクールで定番曲化したことから広く知られるようになったとのことです。最後のドラの一撃がサタンの転落を表します。
−「ローマ三部作」に続く同コンビによるレスピーギ集でした。オランダ放送フィルは1989年から首席指揮者をつとめたエド・デ ワールトの最終年にあたります。アシュケナージはEXTONで多くの録音を残しましたが、当オケを振った録音はレスピーギ集2集のみだったでしょうか。
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