バッハ：無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲　ムローヴァ(vn) （PHILIPS）

曲目・演奏者

●バッハ：
[1] 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 BWV.1002
[2]　同　第2番 BWV.1004
[3]　同　第3番 BWV.1006

■ヴィクトリア・ムローヴァ(vn)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS＊434 075-2
　発売：94年／録音：1992, 93年／収録時間：77分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY PMDC　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B/ スリキズ部分的にあり(小さめ) / 内縁に細かいスリキズあり
◇ブックレット：B/ 強いツメ咬み痕あり / シワ部分的にあり(大きめ, 強め含む) / ジャケ面に薄汚れ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ右端付近に小シワあり(強め), 白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆[1,2]1993. 6，[3]1992. 8 以上ブリストル・ブランドン ヒル・セイント ジョージ教会における録音。
−ムローヴァは2007, 08年、ONYXにソナタとパルティータ全曲を録音しますが、PHILIPSへはソナタを録音しませんでした。なお1987年 無伴奏作品集で、バルトーク、パガニーニとともに[1]を録音していました (PHILIPS)。−ムローヴァはONYXへの録音ではガット弦とバロック弓を使用し、よりピリオド奏法を研究・実践した演奏を聞かせていますが、この旧録音でもピリオド研究の成果は色濃く、モダン楽器の肉厚の響き、レガート奏法を駆使して表情たっぷりに演奏するのでも、あるいは切れ込み鋭く演奏するのでもありません。大言壮語とは正反対、静かに、落ち着いて、まるで己のために弾くような、内に向かっているような演奏です。