ベートーヴェン:交響曲第5,6番 ノリントン=RSOS /L (haenssler)

メイン画像:ベートーヴェン:交響曲第5,6番 ノリントン=RSOS /L (haenssler)ジャケット写真

商品番号:93086

  • 通常価格:700円(内税)

曲目・演奏者

●ベートーヴェン:
[1] 交響曲第5番 Op.67
[2] 同 第6番 Op.68 (パストラーレ)

■ロジャー・ノリントン指揮 シュトゥットガルト放送so

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} hänssler*93.086
 発売:03年/録音:2002年LIVE/収録時間:74分
△バック・インレイに Made in Germany と記載

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ)
◇ブックレット:A-/ 軽シワ少しあり
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆2002. 9. 3 シュトゥットガルト・リーダーハレ・ベートーフェンザールにおけるライヴ録音。
−2002年8〜9月 ライヴ録音された交響曲全集からの1枚。ノリントン2回目のベートーヴェン交響曲全曲録音でした。国内盤では第9番のみ先行発売され、ピリオド奏法を取り入れた清新な演奏で魅了し、2003年の「レコ芸」誌 レコードアカデミー大賞銀賞を受賞しました。
−ロマンティシズムの分厚い脂肪を取り除いた、速いテンポによるスリムな演奏。力強さやエネルギーも充分です。[2]は優雅ではなく健康的な演奏という感じ (退廃的な美を感じさせる 1936年 ワルター&WPの対極という感じ)。独特のアーティキュレイションとは別に音が違うと思わせる部分が複数ありますが、初めて聞いた時 特に第2楽章には驚かされました。途切れ途切れの第1主題が cl (とfg) で繰り返される部分のヴァイオリンのトリル。この演奏ではその最初の音を高くし、それを少し保ったあと、通常のトリルに入る。かと思ったらまたそれを充分にテヌートするのです。ギョッとしました。なんとも洒落ています。さらにびっくりしたのは再現部。obによる「タッタッタッタッタ」というフレーズが入るのです (クレッシェンドしてすぐデクレッシェンド)。鳥の鳴き声か、あるいはカエルか。楽譜にはちゃんとあるものの、録音ではごく小さな音か聞こえない場合が多いのですが、ノリントンはこれを目立たせて生かしているわけです。私の大好きな楽章の魅惑の演奏です。

商品番号:93086

  • 通常価格:700円(内税)