ドニゼッティ:愛の妙薬 エレーデ=NHKso; タリアヴィーニ(T) 他 /東京L (KICC53・2CD)
曲目・演奏者
●ドニゼッティ:
「愛の妙薬」全曲
■フェルッチョ・タリアヴィーニ(T:ネモリーノ) アルダ・ノーニ(S:アディーナ) パオロ・モンタルソロ(Bs:ドゥルカマーラ) アルトゥーロ・ラ ポルタ(Br:ベルコーレ) サンタ・キッサーリ(S:ジャンネッタ)
アルベルト・エレーデ指揮 NHKso 東京放送cho NHKイタリア・オペラcho 藤原歌劇団cho
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} K−セブンシーズ*KICC 53〜4(2枚組)
発売:91年/定価:4000円/録音:1959年LIVE/収録時間:63+42分
△歌詞対訳掲載 △ライナーノート:黒田恭一, 河合秀朋 △原盤:NHK
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小スリキズわずかにあり(強め),2)A-〜B+/ スリキズ少しあり(強め);2枚)*動作確認済
◇ブックレット:B+/ 表紙両面に小シワあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め) / 裏表紙部分的に薄汚れあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり ◇オビなし
録音データ・その他
☆1959. 2. 11 東京宝塚劇場におけるライヴ録音。第2回 イタリア・オペラ公演より。
−独特のソット ヴォーチェで魅了した名リリコ・テノール タリアヴィーニの当たり役が聞けることをはじめとして、当時 本物のイタリア・オペラが日本にやってきた感動が伝わってくる貴重な録音です。ノーニはトリエステ生まれのイタリアのソプラノ歌手 (1916- 2011)。コロラトゥーラ、あるいはスーブレットを得意とし、特にツェルビネッタ役は評価高く、作曲家自身をも魅了したとのこと。結婚し 出産したことで1955年 一旦は引退したものの、音楽マネージャーであった夫がNHKイタリア歌劇団に関わったこともあって、複数回の来日は復帰しての出演だったとのことです。愛らしい舞台姿、芝居上手として日本でも評判をとりました。のちに名ブッフォ・バス歌手として世界的に名を馳せるモンタルソロは34歳頃で、まだまだ駆け出しの頃ですが、後年よりもアクの強い表現を聞かせるのも聞きものです (好悪を分けるでしょうが)。
−当時の日本の合唱の水準は思ったよりも低いという感じ。また出演者の足音がドタバタと聞こえたり、馬のブルブルという声が聞こえたりする場面があるのはご愛嬌。やや声が遠い感じになる部分があるとはいえ、まだ敗戦後13年半、これほど鮮明なステレオで録音され、しかもたいした劣化もなく残されていたこと、NHKに感謝です。
−当アルバムは2回目のCD化。1984年の初CD化盤では トラックは幕ごとのみで その他部分はインデックスで区切られていましたが、当盤では2枚合計11のトラックが付けられています。
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