モーツァルト：ピアノ協奏曲第22，25番　Rゼルキン(p) アバド＝LSO （DG）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
[1] ピアノ協奏曲第22番 K.482　(両端楽章カデンツァ＝R. ゼルキン)
[2]　同　第25番 K.503　(第1楽章カデンツァ＝R. カサドシュ)

■ルドルフ・ゼルキン(p)　クラウディオ・アッバード指揮 ロンドンso

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DG＊429 978-2
　発売：96年／録音：[2]1983, [1]85年／収録時間：75分
△3Dクラシックス・シリーズ　△ディスク中心部の刻印＝MADE IN W. GERMANY BY PDO

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済) // レーベル面に小スリキズ少しあり
◇ブックレット：B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：A-〜B+// 白色トレイに変色(黄ばみ)あり

録音データ・その他

☆[1]1985. 2，[2]1983. 3 以上ロンドンにおける録音。
−80歳を過ぎたゼルキンが取り組んだモーツァルトの協奏曲集。1981〜88年で15曲を録音しましたが、そのうちの2曲です。−俊敏な指さばき、冴えたセンスが光るというような演奏とは対極にある、遅めのテンポでの誠実な音楽作り。淡いロマンティシズムと老境のしみじみとした味わいで聞かせてくれます。特に美しい弱音を生かした緩徐楽章やメロディを歌わせる部分の美しさは特質すべきもの。老巨匠をいたわりながらのアッバードのバックアップも見事で 印象的です。