ベートーヴェン:交響曲第9番 フルトヴェングラー=PO /54年ルツェルンL (FURT1003)
曲目・演奏者
●ベートーヴェン:
交響曲第9番 Op.125 (コラール)
[BONUS] フルトヴェングラー 「第9」を語る (2'38)
■ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニアo ルツェルン芸術週間cho エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) エルザ・カヴェルティ(A) エルンスト・ヘフリガー(T) オットー・エーデルマン(Br)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {MONO/ ADD} TAHRA*FURT 1003
発売:94年/録音:1954年LIVE/収録時間:74分
△歌詞掲載なし △ディスク中心部に DURECO の刻印あり (フランス)
コンディション
◇ディスク:B-/ 研磨痕あり*全曲の動作確認済
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(少なめ / 強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇ケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり
録音データ・その他
☆1954. 8. 22 ルツェルンにおけるライヴ録音。
−13種ほどあるとされるフルトヴェングラーの「第9」録音の最後のもの。死の3か月ほど前の演奏です。ホルンはデニス・ブレインとのこと。演奏はフルトヴェングラー晩年の荘重スタイルで、憑かれた興奮はありません。むしろ枯れた味わい。何といっても第3楽章の遅いテンポでの優しく美しい演奏はこの楽章のひとつの理想の形を聞くようです。トランペットなどによる覚醒のファンファーレが力強いのも素晴らしい。−終楽章では行進曲風の熱狂が終わった後、トロンボーンとともに “Brüdel, überim Sternenzelt ” と荘重に歌われる部分、ソット ヴォーチェで、まるで中世の宗教歌のように歌われるのには驚きました。ベートーヴェンはそういうもの意図していたのではないかと初めて気づきました。また 四重唱に入る前の合唱 “Über Sternen muss…” の部分でテンポをたっぷり落とし、ソット ヴォーチェで歌われる部分も印象的です。合唱があまり整っておらず、イヤに張りきった感じであるのは常設の合唱ではないからなのでしょう。コーダは相変わらず超快速。バイロイトのように崩れることはなく 力強いのですが、終演後のお義理のような拍手は興をそぎます。
−もともと音はよくありませんが、当盤はステレオ・プレゼンスを大いにつけていおり、トゥッティも力強いことに驚きました。どうやらフルトヴェングラー・マニアには評判がよくないようですが、概して評判がよい独エレクトローラの疑似ステよりよっぽどいいと思うのですが…。−演奏前にフルトヴェングラーの語り付き。−第4楽章にトラック4つあり。
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