タリアヴィーニ(T) リサイタル・イン・ジャパン 1955, 65年 (K32Y186)
曲目・演奏者
<タリアヴィーニ・リサイタル・イン・ジャパン>
●[1] プッチーニ:「トスカ」より「星も光りぬ」(カヴァラドッシ)
[2] トスティ:理想, [3] ダンニバーレ:太陽の土地
[4] ヴェルディ:「トロヴァトーレ」より「われらの山へ」(マンリーコ, アズチェーナ)
[5] ボーイト:「メフィストーフェレ」より「はるかにはるかに」(マルゲリータ, ファウスト)
[6] サデーロ:アムーリ アムーリ, [7] オブラドルス:なんときれいな髪の毛
[8] ソリアーノ:エル ギタリコ, [9] イタリア民謡:ジロメッタ
[10] マスネ:「ル シッド」より「おお 全能の神よ我を裁きたもう」(ロドリーゴ)
[11] 同 :「ウェルテル」より「さようならお別れです」(カルロッタ, ウェルテル)
[12] プッチーニ:「蝶々夫人」より「愛の家よ さようなら」(ピンカートン)
■フェルッチョ・タリアヴィーニ(T) [4,5,11]ピア・タッシナーリ(S) [1-5]ニクラウス・エッシュバッハー指揮 NHKso [6-12]三浦洋一(p)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} K−セブンシーズ*K32Y 186
発売:86年/定価:3200円/録音:[1-5]1955, [6-12]65年 全LIVE/収録時間:45分
△オビは着脱可能のステッカー・タイプ △歌詞対訳掲載 △ライナーノート:福原信夫
△原盤:NHK △プラケース=ハード・タイプ (天面・低面にギザギザなし)
コンディション
◇ディスク:B-/ スリキズ部分的にあり(横方向, 小さな強め含む*動作確認済) / 内縁にキズあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ少しあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め), 薄汚れ少しあり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇ステッカーオビ:A-〜B+/ 背表紙部分に色あせ, ハゲ少しあり
録音データ・その他
☆[1-5]1955. 9. 28 旧NHKホール,[6-12]1965. 7. 31 (場所不明) ともに放送用録音 (おそらく観客なし)。
−タッシナーリはタリアヴィーニ夫人。[1-5]はタリアヴィーニ2回目の来日時の「タリアヴィーニ&タッシナーリ特別演奏会」から。[6-12]は4回目、自身のオペラ団を組織して来日した際のコンサートより。端正な甘さ、ソット・ヴォーチェを駆使した粋な歌い回し、力強く伸びる高音。40〜50歳頃の円熟期のタリアヴィーニのワン・アンド・オンリーの芸を堪能することができます。ソプラノとともにメッツォもこなしたタッシナーリもなかなか立派な歌。ただし[4]ではミスあり。本来 タリアヴィーニのレパートリーではないマンリーコ役ですが、この歌はリリコ向き。こういう歌こそリサイタルで歌いたいというのもわかるような気がします。なお[10]はフランス語ですが、[11]はイタリア語訳で歌っています。−1986年 LPと同時であった初発売盤。この後 1991年に1度 再発されました。
−それにしてもそれにしても剛直で輝かしいデル モナコがいて、その対極的ともいえるような個性的なリリコのタリアヴィーニがいた時代、どう考えてもイタリア・オペラのひとつのピークでした。そうした時代に彼らが来日し、それが録音として残されて、しっかりと保存されていたことの喜びたるや。日本は敗戦からまだ10〜20年。モノーラル録音にステレオ効果が加えられているとのことですが、音質良好であるのも素晴らしい。−音質についての「おことわり」で、20年以上前の放送用モノラル録音で… と書かれているのに驚き。1965年は私が生まれた年。もう50年以上前です。
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