ドヴォルザーク,サン=サーンス:チェロ協奏曲 他 ロストロポーヴィチ(vc) /56, 57年 (SBT1101)※CD-R
曲目・演奏者
●[1] ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 Op.104
[2] サン- サーンス:チェロ協奏曲第1番 Op.33
[3] ポッパー:妖精の踊り
[4,5] ドビュッシー:ミンストル (前奏曲集第1巻より),月の光 (ベルガマスク組曲より)
[6] スクリャービン (ピアティゴルスキー編):練習曲 Op.8-11
[7] ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
■ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(vc) [1]エイドリアン・ボールト指揮 ロイヤルpo [2]マルコム・サージェント指揮 フィルハーモニアo [3-7]アレクサンドル・デデューヒン(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {STE, MONO/ ADD} TESTAMENT*SBT 1101 <CD-R>
発売:97年/録音:[2]1956, [1,3-7]57年/収録時間:79分
△ディスク=Made in England △原盤:EMI
コンディション
◇ディスク:A
◇ブックレット:A
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆[1,3-7]1957. 4,[2]1956. 3 以上ロンドン・アビー ロード・スタジオ ([1,2]第1スタジオ,[3-7]第3) における録音。(P) [1,3-7]ローレンス・コリングウッド,[2]デイヴィッド・ビックネル、(E) [1-7]ネヴィル・ボイリング。[3-7]はモノーラル。
−[1,2]はロンドン・デビューの年と翌年、ロストロポーヴィチ若き日のEMI録音。[2]はEMI初録音でしょうか。ロストロポーヴィチは[1]を生涯に7回録音しましたが、これは3回目のものです (30歳で3回目とは…)。いずれも美しい音色と冴えたテクニック、明快で瑞々しい音、伸びやかな歌。後年ほどスケールが大きいとは言えないものの、素直さ、初々しさを感じさせます。しかも音質も1956, 57年のEMIとは思えないほど鮮明。−[3-7]の小品では気心知れたピアニストとの共演でいつもの調子が出ている感じ。[3]の超絶技巧のお披露目から、大袈裟なポルタメントを駆使するなどコミカルに歌う[4]、歌心を聞かせる[5]、ロシアの濃厚な抒情、エモーションを聞かせる[6,7]。これを聞くと [1,2]は西側のヴェテラン指揮者やオケに気を使っているようにも感じられてきます。
−TESTAMETレーベルはEMIに埋もれた素晴らしい録音を中心にCD化していた人気レーベルでしたが、創業者で社長だったステュワート・ブラウン氏が2022年3月に亡くなったためか、新譜発売は縮小しているようです。当アルバム、当初はもちろんCDでしたが、当アルバムはCD-R。ジャケットのデザインも異なっており、かつては若い頃のロストロポーヴィチの写真を使った地味なデザインでした。ブックレットも印刷ではなく コピーではないでしょうか。紙質が異なっています。
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