ヴィラ=ロボス:交響曲第1,11番 セント・クレア=RSOS (CPO)
曲目・演奏者
●ヴィラ-ロボス:
[1] 交響曲第1番 Op.112「知られざるもの」 (1916)
[2] 同 第11番 (1955)
■カール・セイント. クレア指揮 シュトゥットガルトso (SWR)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} CPO*999 568-2
発売:99年/録音:1997年/収録時間:52分
△ディスク=MADE IN GERMANY
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(横方向含む*動作確認済) // レーベル面に薄スリキズあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 表紙両面にシワ少しあり
◇プラケース:A- ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1997. 9 ドイツ・ジンデルフィンゲン・シュタートハレにおける録音。(P) アンドレアス・プリーマー、(E) カール- ハインツ・ジンマーライン。
−[1]はヴィラ- ロボス自身が書いた哲学的な論考に基づいて作曲されたもの。全曲は1920年 作曲家の指揮、リオ デ ジャネイロで初演されました。後日 スコアを修正し、打楽器にタムタム, グロッケンシュピール, サイドドラムを追加。第3楽章はスケルツォの伝統的な4楽章形式 (7'13+8'06+4'02+6'45)。ダンディをお手本に書いたと言われているようですが、「フランス山人」とはまったく似ておらず、華麗なオーケストレイション、ジャングルの高温多湿を思わせる音響、あるいは独特のリズムやノリのよさは「ブラジル風バッハ」。ユニークで、楽しい作品です。
−[2]はボストン響75周年記念のための委嘱作。クーセヴィツキー夫妻に献呈。1956年 ボストン・シンフォニー ホールで作曲家の指揮 ボストン響によって初演され、好評価を得ました。[1]と同様 第3楽章がスケルツォの伝統的な4楽章形式 (7'02+7'31+3'22+8'09)。[1]の約40年後の作曲ということで やはり書法の深化、複雑化が聞かれます。
−指揮者のセイント. クレアはアメリカ・テキサス州生まれ (1952- )、テキサス大学で学び、後にレナード・バーンスタインらに指揮を学びました。1986年からはボストン響の副指揮者をつとめ、またアメリカの地方オケの音楽監督をつとめてキャリアを積みました。1990年 パシフィック響を指揮。その成功により、音楽監督に指名され、現在もその地位にあります。1998年から2004年までシュトゥットガルト放送響の首席客演指揮者。1997〜2000年でヴィラ-ロボスの交響曲全曲録音を完成させました (スコア行方不明の第5番を除く11曲)。単純ではないスコアを見事にさばき、引き締まった、しかも華麗な演奏で楽しませてくれます。−その後もシュターツカペレ ワイマール、ベルリン・コーミッシェオーパーのジェネラル ミュージック ディレクターをつとめました。
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