プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2,3番 グティエレス(p) Nヤルヴィ=KCO (CHAN8889)
曲目・演奏者
●プロコフィエフ:
[1] ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16
[2] 同 第3番ハ長調 Op.26
■オラシオ・グティエレス(p) ネーメ・ヤルヴィ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} CHANDOS*CHAN 8889
発売:90年/録音:1990年/収録時間:58分
△ディスク=Masterd by DADC Austria
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B〜B-/ シワ部分的にあり(強いシワ一部含む / 強め含む) / ツメ咬み痕あり(小さめ / 強め) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A- ◇バック・インレイ白地部分に変色あり
録音データ・その他
☆1990. 5 アムステルダム・コンセルトヘボウにおける録音。(P) ブライアン・カズンズ、(E) ラルフ・カズンズ。
−グティエレスはキューバ出身のピアニスト (1948- )。家族とともに13歳で渡米し、ジュリアード音楽学校などに学びました。1967年 アメリカに帰化。1970年 チャイコフスキー国際コンクールで2位となって世界的な活躍を展開するようになりました。現代のヴィルトゥオーゾのひとりというと呼び声が高いとうことですが、録音では華々しい活躍とはいかなかったのは残念なところ。コンクール優勝後 EMIにプレヴィンとの共演アルバムなどを作った後は、1990年頃 TELARCへの協奏曲録音数枚が目立つというところでしょうか。当アルバムはヤルヴィのプロコフィエフ・シリーズの1枚で、残りの第1, 4, 5番のピアノはボリス・ベルマンでした。−[1]は1984年 テンシュテット&BPとのライヴがTESTAMENTから発売されていますが、得意曲にしていたのでしょうか。確かにヴィルトゥオーゾぶりを発揮できる曲ですが、グティエレスのピアノはテクニックは確かに抜群ながらその誇示が目立つものではなく、むしろたっぷりと響く瑞々しい音色がまずもって美しく、弱音を充分に生かしています。若き天才プロコフィエフのモダニズムが過激に響きすぎず、演奏機会が少ないこの曲の魅力を広く知らしめるような演奏と言えるのではないでしょうか。またヤルヴィ&KCOが充実しています。残響多めのウェットな録音も見事な演奏に買っているのではないかと思われます。
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