サン=サーンス:動物の謝肉祭,プーランク:典型的動物 プレートル=OSCC (TOCE9814)
曲目・演奏者
●[1] サン- サーンス:「動物の謝肉祭」
[2] プーランク:「模範的な動物たち」組曲
〔1. 夜明け,2. 恋するライオン,3. 中年男とふたりの愛人,4. 死神ときこり,5. 2羽の雄鶏,6. 昼の食事〕
■ジョルジュ・プレートル指揮 パリ音楽院o [1]アルド・チッコリーニ,アレクシス・ワイセンベルク(p) ミシェル・デボスト(fl) ロベール・コルティエ(vc) M. カゾーラン(cb)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} To−EMI*TOCE-9814
発売:98年/定価:1733円/録音:[1]1965, [2]66年/収録時間:42分
△フランスのエスプリ・シリーズ △HS-2088リマスター △ライナーノート:家里和夫
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり / 外縁に小スリキズわずかにあり(強め)
◇ブックレット:A-/ ジャケ面小口側端に小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇オビ:A-〜B+/ 上下辺付近に直線状のシあり / 軽シワ少しあり
録音データ・その他
☆[1]1965. 5,[2]1966. 6 録音。−フランスの動物を扱ったふたつの作品という気の利いた組み合わせ。録音年は1年以上開いていますが オリジナル・カップリングです。−[2]は「典型的動物」という呼び方が一般的ですが、より内容に合っている「模範的な動物」という呼び方も知られるようになってきているところでしょう。パリ・オペラ座からの依頼で作曲されれたバレエ音楽で、1941年作曲。詩人ラ フォンテーヌの「寓話」の6篇の詩を題材としています。「牝鹿」ほど演奏機会はないもののプーランクの美しく 洒落た音楽はさすがで、特に「恋するライオン」の最初の部分の音楽は多くの聞き手の心に響くことでしょう。8曲から6曲を選んだ組曲版です。−ちなみにラ フォンテーヌの「寓話」はルイ14世の王太子に人生の教訓を学んでもらいたいとの思いで動物たちを主人公にした短編集とのこと。現代フランス人も子供の時に聞かされたなじみある話であるようです。
−演奏は今は失われた “フランスのエスプリ” を感じるもの。音の整理整頓は大雑把、直截な表現で、それだからこそ得られる明るいパワーな演奏で音楽の魂に迫っています。ただし管弦楽版とはいえ小編成の曲が多い[1]は案外(?) 整っています。名手たちのソロも楽しい。フルオーケストラによる終曲こそプレートルの面目躍如?
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください