ショパン:ピアノ協奏曲第1番,ドビュッシー:子供の領分 他 原智恵子(p) (COCQ83614)
曲目・演奏者
<原智恵子 伝説のピアニスト>
●[1] ショパン:ピアノ協奏曲第1番 Op.11
[2] ドビュッシー:「子供の領分」
[3] ショパン:スケルツォ第2番 Op.31
■ 原智恵子(p) [1]渡邊暁雄 指揮 日本po
ディスク・データ
CD// 国内盤 {STE, MONO/ ADD} Co−デンオン*COCQ-83614
発売:02年/定価:2415円/録音:[1]1962年LIVE, [2]59年頃, [3]37年/収録時間:64分
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ・強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ ツメ咬み痕あり(強め含む) / シワ・スレ線少しあり
◇プラケース:A-〜B+ ◇オビなし
録音データ・その他
☆[1]1962. 12. 4 世田谷区民会館におけるライヴ録音 (東急ゴールデン・コンサート) (原盤=日本フィルハーモニー交響楽団),[2]1959年頃 日本コロムビア・スタジオ,[3]1937年パリ (原盤=EMI) [3]のみモノーラル。
−原智恵子 (1914- 2001) は神戸出身。13歳で渡仏し、かのラザール・レヴィに師事。日本人で初めてパリ国立音楽院を最優秀で卒業しました。1937年 (22歳時) 第3回ショパン・コンクールに日本人としての初参加したものの結果は15位。これに聴衆が憤慨し、会場は警官隊が出動するほどの大騒ぎとなり、特例として彼女に「特別聴衆賞」を贈ることでようやく事態が収まったとのことです。[3]は同年 フランスPATHEへのデビュー録音ですが、そうした人気から録音が実現したのではないでしょうか。当時の聴衆は東洋から来た若き美人に骨抜きにされたに違いありません。−その後 日本とヨーロッパを行き来して活動。1959年 スペインの名チェリスト ガスパール・カサドと結婚するなどし、ヨーロッパでの知名度は高かったものの、日本ではしだいに忘れられた存在に。しかし2001年 彼女が亡くなる直前に発売された「原智恵子 伝説のピアニスト」という本が話題となり、その盛り上がりを受けて当アルバムも発売されたというわけです。
−[1]は雑になる部分もありますが、小さくまとまることなく、表現意欲やパッションを感じる熱演。渡邊も雄弁なサポート、また音が鮮明であることも嬉しいところです。[2]は教材用の録音とのことですが、ここでも積極的な個性を聞かせます。
−ブックレットにはショパン・コンクールでの演奏の様子や、チェリスト カサドとの結婚時 (44歳) のものなど、数点の貴重な写真が掲載。大変興味深く、思わずじっくりと見入ってしまいます。
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