レーガー:ピアノ三重奏曲 ラガズ(vn) ホイスラー(vc) バトリック(p) (JECKLIN)
曲目・演奏者
●レーガー:
ピアノ三重奏曲ホ短調 Op.102
■クリスティーン・ラガズ(vn) レグラ・ホイスラー(vc) ジョン・バトリック(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} JECKLIN DISCO*604-2
発売:86年/録音:1985年/収録時間:42分
△Made in Switzerland △ディスク中心部=アルミ蒸着タイプ △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A〜A-/ 内縁にスリキズ少しあり(強め)
◇ブックレット:A-/ 白地部分に変色あり(軽め) / 薄汚れ少しあり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1985年録音。(Rec) ペレ・カシュイェラス。
−1907〜08年作曲。レーガーのピアノ三重奏曲にはヴァイオリン, ヴィオラとピアノのための三重奏曲ロ短調 Op.2 (1891) もあり、当曲は「第2番」とされることもあるようです。Allegro moderato, ma con passione, Scherzo, Largo, Allegro の4つの楽章からなり、16分半+5分+11分+9分半。−半音階的進行が特徴的で、重く暗く、ブラームスを継いだような重厚な作風です。第2楽章: スケルツォも明るい諧謔ではなく 陰鬱の中の皮肉のような風情。あるいは骸骨の繰り言。ところがトリオで急に流麗な美しいメロディが現れ、意表を突かれます。面白い曲です。続くラールゴでは陰鬱な中にしっとりとした抒情が差し込みます。終楽章には快活さと諧謔が。通常の感動的な終結への皮肉にも感じられました。
−ドイツ・レコード批評家賞のシールが添付されていますが、それにふさわしい見事な演奏です。しかしブックレットにはジャケットの絵の説明は丁寧に書かれているのに、演奏者についての紹介はなし。ネットで検索してみると ヴァイオリンのラガズが2013年 71歳時、ベルン州の音楽賞を受賞した時の記事がありました。それによりますと彼女はベルン出身、カメラータ ベルンの創設者のひとりで、ベルン響の第2コンサートマスター、さらにはベルンSQのメンバーである とのことです。一方ピアノのバトリックはフィラデルフィア出身のピアニスト。JECKLINに数点の録音を残しています。他のサイトには、彼はかのピラティスに学んだ運動療法士で、事故による骨折でピアニストとしてのキャリアが7年間停止したことがあるとも。またYOU TUBEには過去の録音や、近年 演奏する様子を見ることができます。
−なお当アルバムは楽章がINDEXで区切られており、トラックが附いていません。
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