バルビローリ=ハレo <プロムス・ウィーンの夕べ> 59年L (BBCL4038)

メイン画像:バルビローリ=ハレo  <プロムス・ウィーンの夕べ> 59年L (BBCL4038)ジャケット写真

商品番号:BBCL4038

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曲目・演奏者

●[1] ハイドン:交響曲第83番 (めんどり)
[2] J. シュトラウスII:「こうもり」序曲
[3] 同 :皇帝円舞曲 Op.437
[4] 同 :トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214
[5] 同 :「無窮動」Op.257
[6] R. シュトラウス (ロジンスキー編):「ばらの騎士」組曲
[7] レハール:「金と銀」Op.79
[BONUS] バルビローリのスピーチ

■ジョン・バルビローリ指揮 ハレo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} BBC MUSIC*BBCL 4038-2
 発売:00年/録音:1969年LIVE/収録時間:76分
△ディスク=Made in the EC

コンディション

◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向 / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆1969. 8. 8 ロンドン・ロイヤル アルバート ホールにおけるライヴ録音。
−バルビローリの「ウィーンの夕べ」は1950年代 マンチェスターの、1960年代には「プロムス」の名物だったとのこと。[1]のプログラミングには違和感を感じますが、前半はいつもハイドンやモーツァルトなどの古典派の交響曲が演奏されたのだそうです。バルビローリに限ったことではありませんが、こうしたライヴ録音は、商業用録音で知る演奏家というものが、一部の側面にしか過ぎないことを思い知らされます。−正直[1,2]をはじめとして緩さを感じる演奏ですが、[6]はバルビローリらしい濃厚なカンタービレが活きており、またバルビローリの唸るようなハミングが聞こえる[3]は精彩に富んでいます。−ヨハン・シュトラウスの[2,3,5]はいずれもコーダに編曲を施していますが、[4]は驚くような遅さで始まるなど おかしなアゴーギクで、会場の爆笑を誘う冗談音楽として演奏。視覚でも笑わせているようで、映像で見られないのが残念です。−[7]は華麗な序奏部を取っ払って 例の静かで美しい弦楽によるメロディから始まり、観客がハミング。これも大胆な編曲が施されています。−そして最後のバルビローリの観客へ向けたスピーチ。これはアマチュアの録音をもとにしたものとのこと。バルビローリ69歳、まだ老け込むほどの年齢ではありませんが、酒とタバコのやりすぎか、ガラガラ声。爆笑、喝采をとっています。来年のことにも触れていますが、残念ながら1970年のプロムスが始まる前の7月に亡くなってしまいました。当アルバムはプロムスでの最後の演奏ということになります。
−なお[6]はアルトゥール・ロジンスキーによる管弦楽用編曲版 (21分)。「組曲」と書かれていますが、第1幕導入部 〜 第2幕 銀のばらの贈呈の場 〜 決闘の音楽 〜 第2幕終わりのワルツ 〜 第3幕終わりの三重唱という名曲の数珠繋ぎです。

商品番号:BBCL4038

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