モーツァルト：ヴァイオリン・ソナタ集 (13曲)　シュナイダーハン(vn) ゼーマン(p) （DG・3CD）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
ヴァイオリン・ソナタ集
〔1. 第24番ハ長調 K.296，2. 第25番ト長調 K.301，3. 第28番ホ短調 K.304，4. 第29番イ長調 K.305，5. 第30番ニ長調 K.306　§　6. 第32番ヘ長調 K.376，7. 第33番ヘ長調 K.377，8. 第34番 変ロ長調 K.378，9. 第41番 変ホ長調 K.481　§　10. 第35番ト長調 K.379，11. 第36番 変ホ長調 K.380，12. 第40番 変ロ長調 K.454，13. 第42番イ長調 K.526〕

■ヴォルフガング・シュナイダーハン(vn)　カール・ゼーマン(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ ADD} DG＊477 9055 (3枚組)
　発売：10年／録音：1953〜55年／収録時間：72+77+78分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY EDC

コンディション

◇ディスク：1,3)A〜A-/ 点キズわずかにあり，2)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり
◇ブックレット：A-/ 小シワ少しあり
◇プラケース：A-〜B+

録音データ・その他

☆[3,11-13]1953. 9，[6]1954. 12，[2,4,5,7]1955. 10 以上ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルト- ザール，[1,8,10]1954. 12，[9]1955. 12 以上ハノーファー・ベートーフェン- ザールにおける録音。(P) カール- ハインツ・シュナイダー，エルザ・シラー、(E) ハインツ・ヴィルトハーゲン，アルフレート・シュタイケ，ハインリヒ・カイルホルツ。
−シュナイダーハン&ゼーマンがDGに残した モーツァルトのヴァイオリン・ソナタを集成したもの。国内CDでは古くからバラ4枚で発売されていましたが、当アルバムは初めてのCDでのインターナショナル・リリースとのことです。
−シュナイダーハンは1915年 ウィーン生まれ。3歳から母親にヴァイオリンを学び、天才少年として活躍しました。1937年から49年までウィーン・フィルのコンサートマスターをつとめ、傍らウィーン・フィルのメンバーとのシュナイダーハン四重奏団を結成して活動、他方 ピアノのエドウィン・フィッシャー、チェロのエンリコ・マイナルディとトリオを組むなど、室内楽でも活躍していました。1949年にウィーン・フィルを辞任し、以後はソリストとして活躍。夫人はソプラノ歌手 イルムガルト・ゼーフリートで、彼女とのジョイント・リサイタルも開催しました。教育者としても名高く、後年 ウィーン音楽院でゲアハルト・ヘッツェルや久保田巧などを育成したとのことです。2002年 ウィーンで没。

−なお曲目の「第--番」は K.10〜15 を含むかつて一般的だった番号。｢新モーツァルト全集」で採用された K.55〜61 を加え、逆にピアノトリオに分類された K10〜15、未完成の4曲を省いた番号では、収録順に 第11, 12, 15〜17, 20, 21, 18, 24, 19, 22, 23, 25番 となります。