グラズノフ：交響曲全集　フェドセーエフ＝モスクワ放送so （CDVE04383・4CD）

曲目・演奏者

●グラズノフ：
[1] 交響曲第1番ホ長調 Op.5
[2]　同　第2番 嬰へ短調 Op.16　§
[3]　同　第3番ニ長調 Op.33
[4]　同　第4番 変ホ長調 Op.48　§
[5]　同　第5番 変ロ長調 Op.55
[6]　同　第6番ハ短調 Op.58　§
[7]　同　第7番ヘ長調 Op.77
[8]　同　第8番 変ホ長調 Op.83

■ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 モスクワ放送so

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} VENEZIA＊CDVE 04383 (4枚組)
　発売：10年／録音：1974〜81年／収録時間：76+77+68+74分

コンディション

◇ディスク：1,3)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ)，2)B+/ スリキズ部分的にあり(横方向含む)，4)A-〜B+/ スリキズ少しあり；4枚)いずれも強め含む＊動作確認済
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む)
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆[1-4]1981，[5]1974，[6]1975，[7]1976，[8]1978年録音。
−グラズノフは神童として注目された作曲で、[1]第1番は15歳の作曲。リストに注目されてヴァイマルで演奏されました (その後2度改訂)。一方 完成させることができた最後の第8番は40歳頃の作品。彼は1936年 70歳まで生きたにもかかわらず、1910年の第9番ニ短調は第1楽章のスケッチのみで放置されてしまいました。あくまでロマンティックな作風のグラズノフは、斬新、モダンな作風がもてはやされるようになった音楽界についていけなくなり、創作意欲を失ったのでしょうか。
−当録音は世界初のグラズノフ交響曲全曲録音だったでしょうか。ネーメ・ヤルヴィがバンベルク響とバイエルン放送響を指揮して ORFEOに全曲を録音したのは 1983〜84年でした。