ミヨー:ピアノ曲集 イヴァルディ, リー, ベロフ, JPコラール(p) (CE33-5502)

メイン画像:ミヨー:ピアノ曲集 イヴァルディ, リー, ベロフ, JPコラール(p) (CE33-5502)ジャケット写真

商品番号:CE33-5502

  • 通常価格:700円(内税)

曲目・演奏者

●ミヨー:
[1]「スカラムーシュ」(2p)〔1. ヴィフ,2. モデレ,3. ブラジレイラ〕
[2]「マルティニック島の舞踏会」(2p)〔1. クレオールの歌,2. ビギン〕
[3]「秋」〔1. 9月,2. アルファマ,3. 別離〕
[4]「パリ」(4p)〔1. モンマルトル,2. サン・ルイ島,3. モンパルナス,4. バトー ムーシュ,5. ロンシャン,6. エッフェル島〕
[5]「春」(2集 / 6曲)

■[1,2,4-6]クリスチャン・イヴァルディ,[1-4]ノエル・リー,[4]ミシェル・ベロフ,ジャン- フィリップ・コラール (以上p)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} To−エンジェル*CE33-5502
 発売:88年/定価:3300円/録音:1971年/収録時間:46分
△プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:B/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ 表紙両面にシワ少しあり, ジャケ面に小キズ少しあり, 裏表紙にスレ線少しあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B ◇バック・インレイ右端から背表紙の色地部分に色あせあり(強め) ◇オビなし

録音データ・その他

☆1971. 12 パリ・サル ワグラムにおける録音。(P) エリク・マクレオー、(E) ロジェ・デュクルティユー。
−2台用、4台用を含むミヨーのピアノ作品集。[1,2,4]と、プレートル指揮の「エクスの謝肉祭」, フランス組曲, プロヴァンス組曲を組み合わせた編集盤がよく知られていますが、当アルバムの5曲がオリジナル・カップリング。ちなみにプレートル指揮の3曲と組合わせた編集盤の初出CD (STUDIOシリーズ) では、当アルバムのオリジナル盤のジャケット・デザイン (特徴的なイラスト) を使っていました。編集盤はその後 別デザインで発売され、2012年 国内盤で発売された際もその別のデザインを踏襲していました。1988発売の当アルバムには録音データは記載されていませんでしたので、ここでは2012年発売盤の[1,2,4]の録音データを記載しました。−ちなみに DISCOGSのサイトで初出LPを見てみますと、ジャケット裏面に、4人のピアニストによる[4]の録音風景と思しき写真が掲載されていました。
−[1,2]は有名曲ですが、他は珍しい作品。編集盤に採られた[4]「パリ」の各曲には名所の名があるものの 特に描写的ではなく、7年間の亡命からパリに戻ってきた喜びを4台のピアノの複雑でやや雑然とした音にて表現したのではないでしょうか。−編集盤で省かれたのは季節の名をタイトルに持つ[2]と[5]。全体的にしっとりした雰囲気のほうが勝っているためでしょう。[5]は第1集と第2集、各3曲ずつからなり、表情記号のみでタイトルはなし。「春」というタイトルのイメージとは裏腹にメランコリックな雰囲気。ライナーノートのジャン・ロワは「春」の意味を、ミヨーが嫌った印象主義の気取りから脱し、日常生活の詩を取り戻すことができたことしたこと としています。ミヨーらしさとともにサティを思わせるものがあります。こうした曲には日本語解説があることがいかにありがたいことか。
−イヴァルディらの演奏もチャキチャキした音、直截で鮮やかで、いかにもフランス風。

商品番号:CE33-5502

  • 通常価格:700円(内税)