ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第3番 他　ロン(p) ワインガルトナー＝OSCC （YMCD1062）

曲目・演奏者

●[1] ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第３番 Op.37
[2] ドビュッシー：｢レントよりおそく」
[3,4]　同 ：アラベスク第1番， 同　第2番
[5]　同 ：｢雨の庭」(｢版画｣ より)
[6] ミヨー：｢パイサンドゥー」(｢ブラジルへの郷愁｣ より)
[7]　同 ：｢アルファマ」(｢秋｣ より)

■マルグリット・ロン(p)　[1]フェリックス・ワインガルトナー指揮 パリ音楽院o

ディスク・データ

CD// 国内盤 {MONO/ ADD} 山野楽器−エンジェル＊YMCD-1062
　発売：98年／定価：1890円／録音：[1]1939, [2-5]29, [6]35年／収録時間：50分
△忘れじの女性ピアニストたち 第1集

コンディション

◇ディスク：A-/ 外縁にスリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット：B+〜B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：A-〜B+　◇オビ：A-〜B+/ シワ少しあり

録音データ・その他

☆[1]1939. 6，[2-5]1929年，[6]1935年録音。−SPからの “板起こし”。使用ディスクの掲載なし。
−音は古く、ミスタッチもありますが、明快で決然としたタッチ、快速テンポとエネルギッシュな勢い、あるいはロマンティックで粋なルバートなど 現代では聞くことができない魅力満載です。ドビュッシーでも印象派風の微妙なニュアンスで聞かせる演奏ではありません。当時の録音の制約ということもあるでしょうが、こうした直截な表現が当時の主流だったのではないでしょうか。−[1]の長い第1楽章カデンツァはロンの作でしょうか。独創的で大いなる聞きものです。