モーツァルト:フィガロの結婚 クレンペラー=NPO; グリスト(S) 他 (CMS763849・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「フィガロの結婚」 K.492 全曲
■ジェライント・エヴァンス(Bs:フィガロ) レリ・グリスト(S:スザンナ) ガブリエル・バキエ(Br:伯爵) エリザベート・ゼーダーシュトレーム(S:伯爵夫人) テレサ・ベルガンサ(MS:ケルビーノ) アンネリース・ブルマイスター(A:マルチェッリーナ) マイケル・ラングドン(Bs:バルトロ) マーガレット・プライス(S:バルバリーナ) 他
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニアo 同cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*CMS 7 63849 2 (3枚組)
発売:91年/録音:1970年/収録時間:77+72+40分
△伊語詞・英訳掲載 ◇ディスク=MADE IN GERMANY / SONOPRESS刻印あり
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり,2)A-〜B+/ スリキズ少しあり(薄めの長め),3)A
◇ブックレット:B+/ 円状のシワあり(強め含む・表紙両面に強いシワ) / 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1970. 1 ロンドン・アビー ロード第1スタジオにおける録音。(P) スヴィ・ラジ・グラッブ、(E) クリストファー・パーカー。リマスター:サイモン・ギブソン (アビー ロード スタジオ)。
−クレンペラーの指揮はここでも重厚で、あくまで泰然自若。“クレンペラー時間” とも言うべき不思議な時間が流れます。それがアリアなどでは時になんともいえない味になっていて、新しい美の発見に繋がったりするのですが (例えば第4幕スザンナのアリアの美しさ!)、モーツァルトにしか作りえない情緒の機微の変化満載、肝心要のアンサンブル・フィナーレは、いかにも不器用すぎる…。次第にこの録音はドラマを聞くべき演奏ではないのかもしれないと思うように。面白いお話が始まることを予告する あのうきうきとした序曲が、暗い面持ち、鈍い動きで演奏されるのはひょっとすると、通常のドラマの展開の否定を予告するものであるのかも知れません。まさに玄人向けの演奏です。
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