シュランメル作品集  クラシシェス・ウィーン・シュランメルQ (TUDOR)

メイン画像:シュランメル作品集  クラシシェス・ウィーン・シュランメルQ (TUDOR)ジャケット写真

商品番号:TUDOR708

  • 通常価格:500円(内税)
  • 会員価格:400円(内税)【20%OFF】

曲目・演奏者

●[1] ヨハン・シュランメル:ウィーンの辻馬車 (ギャロップ)
[2] アロイス・シュトローマイヤー:アイゼルン (ウィーン舞曲)
[3] 同 :すみれのポルカ, [4] 同 :わすれな草 (ワルツ)
[5] 不詳:かわいい木片 (舞曲)
[6] ヨーゼフ・シュランメル:イン アルテ ウォルプタース
[7] ヨハン・シュランメル:あけすけなおしゃべり (ワルツ)
[8] ヨーゼフ・シュランメル:ペスト・ポルカ (フランス風ポルカ)
[9] 同 :ウィーン舞曲
[10] ヨハン・シュランメル:ヌスドルフ行進曲
[11] 同 :ニ長調の舞曲 (ウィーン舞曲)
[12] 同 :ハロドリー (悪ふざけ) (ポルカ シュネル)
〇以上 ルイス・ベック,アントン・ピュルクナー編曲

■クラシシェス ヴィーナー シュランメル・クァルテット〔ルイス・ベック,アントン・ピュルクナー(vn) リヒャルト・シェンホーファー(cl) フリッツ・マトウシェク(g)〕

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} TUDOR*708
 発売:86年/録音:記載なし/収録時間:42分
△ディスク=MANUFACTURED BY SANYO JAPAN

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり
◇ブックレット:A-/ 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B

録音データ・その他

☆録音データなし。LPの番号も記載されており、アナログ録音ながら1985年頃の録音なのかもしれません。
−シュランメル音楽集。シュランメルとは19世紀後半にウィーンで流行した音楽で、名前はシュランメル兄弟に由来。ヴァイオリニストであったヨハン・シュランメル (1850- 93) と ヨーゼフ・シュランメル (1852- 95) は1878年 コントラギター奏者のアントン・シュトローマイヤー (1848- 1937) とアンサンブルを結成。民謡、舞曲などをウィーンのホイリゲ (ワイン居酒屋) や宿屋で演奏し、人気を博しました。1884年 クラリネット奏者のゲオルク・デンツァー加入した頃「シュランメル四重奏団」を名乗り、宮殿や大邸宅のサロンに招かれて演奏するようになりました。ウィーンのエリート層をも虜にし、その中にはブラームスとヨハン・シュトラウスII もいたとのことです。シュランメル兄弟の死後も類似の音楽を「シュランメル音楽」と呼ぶようになり、シュランメル音楽を演奏する人 (楽団) のことを、複数形で「シュランメルン」と呼ぶようになりました。
−シュランメルは2本のヴァイオリン、ダブルネックのコントラギター、G調の小クラリネットの四重奏。ボタン式アコーディオンなどが加わることもありますが、当アルバムのクラシシェス ヴィーナー シュランメル・クァルテット (古典的ウィーン・シュランメルQ) は伝統的な四重奏です。特にクラリネットはプロっぽくなく庶民的な音ですが、アンサンブル力はしっかりしていて、音楽には活力があり、ホイリゲやサロンの雰囲気を想像しながら楽しめます。それにしてもアルバム・タイトル「シュトラウスのためのシュランメル音楽」というのはどういうことでしょう。
−なお曲名の訳は時間を費やしてしまいました…。[5]の Das picksüsse Hözl は「小さなかわいい木片」という意味ですが、G調のクラリネットのことのようです。[6] In Alte Voluptas の「ウォルプタース」は「喜び, 満足, 快楽」、あるいはそれを司る女神の名のようですが、よくわかりませんでした。

商品番号:TUDOR708

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