ハイドン:フルートとオーボエのための協奏曲集 ランパル(fl) ピエルロ(ob) ローラ=リスト室内o (54DC625・2CD)

メイン画像:ハイドン:フルートとオーボエのための協奏曲集 ランパル(fl) ピエルロ(ob) ローラ=リスト室内o (54DC625・2CD)ジャケット写真

商品番号:54DC625

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曲目・演奏者

●ハイドン:
[1] リラ協奏曲ハ長調 Hob.VII h-1 (fl, ob, 弦楽, 2hrnによる演奏)
[2] 同 ト長調 Hob.VII h-2 (fl, ob, 弦楽, 2hrn)
[3] フルートと弦楽のための協奏曲ニ長調 Hob.VII f-D1
[4] リラ協奏曲ヘ長調 Hob.VII h-5 (fl, ob, 弦楽, 2hrn) §
[5] オーボエ協奏曲ハ長調 Hob.VII g-C1
[6] リラ協奏曲ト長調 Hob. VII h-3 (fl, ob, 弦楽, 2hrn)
[7] 同 ヘ長調 Hod.VII h-4 (fl, ob, 弦楽, 2hrn)

■[1-4,,6,7]ジャン- ピエール・ランパル(fl) [1,2,4-7]ピエール・ピエルロ(ob) [1-7]ヤーノシュ・ローラ指揮 フランツ・リスト室内o

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} CS−CBSソニー*54DC 625〜6 (2枚組)
 発売:86年/定価:5400円/録音:1984年/収録時間:58+53分
△ライナーノート:高橋昭

コンディション

◇ディスク:2枚)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇フロント・インレイの右下あたりに波うちあり ◇オビなし

録音データ・その他

☆1984. 10〜11 ブダペストにおける録音。HUNGAROTONとの共同制作。
−ライナーノートを読まないと書いてありませんが、[1,2,4,6,7]は元来 リラ・オルガニザータのための協奏曲。リラ・オルガニザータとは18世紀にヨーロッパで流行した楽器。ハーディ・ガーディの一種で、内部に小さなオルガンがあって、鍵盤を押さえることによって弦の長さを調節するだけではなく、オルガンの管に空気が送りこまれるとのことです。ハイドンがこの楽器のための作品を残したのは、この楽器を得意としたナポリ王フェルディナンド4世から依頼を受けたため。少なくとも現存する協奏曲はここで演奏されている5曲。しかしハイドンは2台のリラ・オルガニザータを含む九重奏のノットゥルノを8曲作曲しています (Hob. II:25-32)。
−当演奏は、廃れてしまったリラ・オルガニザータの代わりに フルートとオーボエで演奏したもので、なんとランパルとピエルロにとって再録音とのこと。結構思い入れがあるのでしょうか。−いずれも明るく娯楽的な曲ですが、[4]の第2・3楽章は交響曲第89番に、[6]の第2楽章は交響曲第100番「軍隊」の第2楽章に転用されたというのが興味深いところ。知らずに[6]を聞いて驚きました。てっきり交響曲からの転用と思っていましたが、逆であるとのことでさらに “驚愕” しました (曲は “軍隊” ですが)。

商品番号:54DC625

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