シューマン:ピアノ協奏曲 他 ミケランジェリ(p) バレンボイム=パリo /L (DG)
曲目・演奏者
●[1] シューマン:ピアノ協奏曲 Op.54
[2] ドビュッシー:「映像」より 4曲〔1. 水に写る影, 2. ラモーを讃えて, 3. 葉ずえを渡る鐘の音, 4. 金色の魚 (1,2. 第1集,3.4. 第2集より)〕
■アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p) [1]ダニエル・バレンボイム指揮 パリo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} DG*477 8569
発売:09年/録音:[1]1984年LIVE, [2]1982年/収録時間:54分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY EDC
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む)・外縁にも少しあり
◇ブックレット:B+/ 表紙両面部分的にシワあり(強め含む) / 内部白地部分に軽い変色あり, 薄汚れ少しあり
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆[1]1984. 10 サル プレイェルにおけるライヴ録音。[2]1982. 3 スタジオ ビュテ- ショーモンにおける録音 (ともにパリ)。(P) コード・ガーベン、(E) クラウス・ヒーマン。
−ともに60代前半だったミケランジェリがDGに録音したものの、完璧主義者だった彼の許諾が出なかったためにの目を見なかったもの。89歳の未亡人の許可が得られたため、25年の歳月を経て日の目を見ることとなりました。ミケランジェリの[1]といえば 1942年のSP録音 (TELDEC) があるのみですので、録音を残そうとしたことは理解できますが、[2]は1971年の鉄壁な録音があるにも関わらず、再録音しようとしていたのでしょうか。−[1]の両端楽章は遅めテンポで、心地よい流れやダイナミズムを犠牲にしてまで細部の彫琢を聞かせるようで、まさしくミケランジェリの “こだわり” を感じさせます。OKを出さなかったのは、頭に描いていた演奏と、プレイバックで聞く音とのギャップが大きかったのではないでしょうか。あるいは残響多めの音が気に入らなかったのかも。−[2]は1971年録音よりも感情の起伏が感じられる演奏といえるのではないでしょうか。繊細で、明るさや余裕のようなものが感じられ、透徹した71年よりも親しみみたいなものが感じられます。それこそ本人が気に入らなかったところなのかもしれません。
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