芥川也寸志：交響曲第1番，エローラ交響曲 他　芥川＝新so /L （FOCD3208）

曲目・演奏者

●芥川也寸志：
[1] 交響管弦楽のための音楽　(1950)
[2] 弦楽のための三楽章「トリプティーク」 (1953)
[3] 交響曲第1番　(1955)
[4] エローラ交響曲　(1957, 58)

■芥川也寸志 指揮 新so

ディスク・データ

CD// 国内盤 {DDD} フォンテック＊FOCD3208
　発売：87年／定価：3200円／録音：1986年LIVE／収録時間：68分
△ライナーノート：富樫康　△プラケース：ハード・タイプ　△オビはプラケースおもて面で接着

コンディション

◇ディスク：B+〜B/ スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ 小シワ少しあり(強め) / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+　◇オビ：B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に小汚れ1一ヶ所あり, 変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1986. 11. 20 東京文化会館におけるライヴ録音。(E) 大村孝男。
−芥川也寸志 (1925- 89) の1950年代の管弦楽作品を集めた自作自演集。プロコフィエフやショスタコーヴィチを思わせるモダニズムが面白い。特に出世作[2]の第2楽章: アレグロは勇壮でかっこよく、芥川のクラシック作品で最も有名なものでしょう。−[3]は終楽章など プロコフィエフ：交響曲第5番を思わせるものの、大作曲家の影響を消化し 芥川らしい個性が現れますが、[4]は一層 個性を発揮した作品。エローラ石窟寺院のヒンドゥー教のカイラーサナータ寺院で目にした性のレリーフ、巨大な岩盤を削って作り上げること (マイナス空間論) から着想を得た実験的な意欲作です。