ドニゼッティ:ルチア ランザーニ=東京po; デヴィア(S) ブルゾン(Br) 他 (LVAC003・2CD)
曲目・演奏者
●ドニゼッティ:
「ランマームーアのルチア」全曲
■マリエッラ・デヴィア(S:ルチア) マルセロ・アルバレス(T:エドゥガルド) レナート・ブルゾン(Br:エンリーコ) カルロ・コロンバーラ(Bs:ライモンド) 中鉢聡(T:アルトゥーロ) エレナ・ベルフィオーレ(MS:アリーサ) 他
ステファノ・ランザリーニ指揮 東京po 藤原歌劇団cho
ディスク・データ
CD// 国内レーベル盤 {DDD} ラ ヴォーチェ*LVAC-003〜4 (2枚組)
発売:05年/定価:3150円/録音:2004年LIVE/収録時間:62+72分
△歌詞対訳掲載 (訳: 本谷麻子) △ライナーノート:黒田恭一
コンディション
◇ディスク:2枚)B+/ スリキズ部分的にあり(少なめ / 強め含む / [DISC-2]横方向含む)*動作確認済
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇オビ:B-〜C+/ 角のミシン目上部に裂けあり(2ヶ所とも) / シワ部分的にあり(強め)
録音データ・その他
☆2004. 8 新国立劇場における録音。総合プロデューサー:江副浩正、録音:高島靖久。
−主役3人にデヴィア、アルバレス、ブルゾンという一流歌手を揃えており 聞きごたえあり。コロラトゥーラも巧みながら、太めの声質でソットヴォーチェが美しく、情感表現も見事なデヴィア、くせのない美声で、見本のようなリリコを聞かせるアルバレス。日本でこのレヴェルのキャストで聞けることは貴重な機会でしょう。−“総合プロデューサー” として 江副浩正氏の名がありますが、もちろん、リクルート社を創業し、その後 いわゆる「リクルート事件」が発覚して有罪判決を受けた御仁。1970年代からオペラ・ファンで、日本オペラ振興会の理事長をつとめていましたが、リクルート事件で辞任。その後は「ラ ヴォーチェ」を創設してオペラの興行やコンサートを開催、また新国立劇場 東京オペラシティの支援していたとのことです。当CDもそうした活動の一環というわけでしょう。歌詞対訳がついており、舞台写真数点掲載、そして曲目解説はかの黒田恭一氏が担当していることにも江副氏の情熱が伺えます。−カメラータ・トウキョウの高島氏による録音も素晴らしい。歌声の鮮明さももちろんながら、ティンパニの低音が重く豊かに響きます。一方 拍手や歓声が遠く聞こえるようにしています。−ちなみに LVAC-001 はステファニア・ボンファデッリ&ブルソン・コンサート、LVAC-002 はヴィクトリア・ルキアネッツ&市原多朗 コンサートでした。それらは「レコード芸術」誌の月評の俎上には上がらなかったのではないでしょうか。
−2023年7月 NHK「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」という番組の「リクルート事件 35年目の真相」の回を見ましたが、最後のほうで 江副氏がオペラ好きであったことに少しだけ触れられていました。
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