ショパン：ワルツ集 (14曲)　アラウ(p) （PHILIPS＊400025）

曲目・演奏者

●ショパン：
ワルツ集 (第1〜14番)

■クラウディオ・アラウ(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} PHILIPS＊400 025-2
　発売：83年／録音：1979年／収録時間：60分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN W. GERMANY BY PDO，400 025-2 04 #
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B+/ 小スリキズ部分的にあり 内縁にスリキズあり(細かめ・強め) // レーベル面中心部に小スリキズ少しあり
◇ブックレット：B+〜B/ シワ部分的にあり(強め含む) / ツメ咬み痕あり(強め) / 白地部分に変色あり(軽め) / 細かい薄汚れ少しあり
◇プラケース：B　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1979. 3, 9 スイスにおける録音。−アラウ唯一のワルツ集。若き日 SPで2曲ほど録音していたとのことです。アラウはPHILIPSに協奏的作品全集、前奏曲集、夜想曲全集などを録音していました。−それにしてもなんという演奏でしょう。晩年のアラウですから遅いテンポによるしみじみした演奏というのは聞く前から想像はできますが、この曲集の軽妙洒脱さやウキウキとした気分ではなく、しっとりとした抒情とともに、ショパンのサロンでのもてはやされぶりの裏にある孤独や悲しみ、諦観を表出しようと試みているようです。おそらくそういう意図があったからこそアラウはこの曲集の録音を手掛けたのでしょう。