ラモー：コンセールによるクラヴサン曲集　レオンハルト(cemb) ブリュッヘン(fl) クイケン兄弟 （TELDEC）

曲目・演奏者

●ラモー：
コンセールによるクラヴサン曲集 全曲
〔第1コンセール ハ短調 (1. クリカン，2. リヴリ，3. ヴェジネ)，第2コンセール ト長調 (1. ラボルド，2. ブコン，3, 挑発，4. メヌエット)，第3コンセール イ長調 (ポプリニエール，2. 内気，3. タンブーラン)，第4コンセール 変ロ長調 (1. パントマイム，2. おしゃべり，3. ラモー)，第5コンセール ニ短調 (1. フォルクレ，2. キュピ，3. マレ)〕

■フランス・ブリュッヘン(fl)　シギスヴァルト・クイケン(vn)　ヴィーラント・クイケン(gamb)　グスタフ・レオンハルト(cemb)　(古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} TELDEC＊9031-77618-2
　発売：92年／録音：1971年／収録時間：52分
△ディスク＝Made in Germany　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-/ 小スリキズ少しあり / 外縁に小スリキズ少しあり(強め含む) / レーベル面に小キズ少しあり(ペイント部分に小ハゲ)
◇ブックレット：B-/ 強いシワ部分的にあり / ツメ咬み痕あり(強め) / 内部白地部分に変色あり
◇プラケース：B

録音データ・その他

☆1971. 1 アムステルダムにおける録音。
−「新しいクラヴサン曲集」から15年、ラモーが書いた唯一の室内楽作品である「コンセールによるクラヴサン曲集」(1741年)。当時流行していたトリオ・ソナタの様式とは異なり、チェンバロ (クラヴサン) を通奏低音ではなくオブリガートのソロ楽器として中心に据え、そこにヴァイオリン、あるいはフルートと、ヴィオラ ダ ガンバが協奏・合奏 (コンセール) するというスタイルをとっています。1曲は3つ (第2番のみ4曲) の小曲からなっており、各曲には地名・性格・人名などの暗示的な標題が付けられています。クリカムはペルシャ王、リヴリは芸術のパトロン、ヴェジネは地名、ラボルド、ブコン、ポプリニエール、キュピは人名、ラモー、フォルクレ、マレーは作曲家。華やぎ、機知、メランコリーなどさまざまな曲想が詰まった楽しい作品です。
−レオンハルトは1955年、フライデン(vn) アーノンクール(gamb) と当曲集をモノ録音しており (Vanguard)、2回目。