アルバート:交響曲「リヴァーラン」,死者を蘇らせるために ロストロポーヴィチ=NSO 他 (D/CD1016)
曲目・演奏者
●アルバート:
[1] 交響曲「リヴァーラン」
[2]「トゥ ウェイク ザ デッド」(7曲)
■[1]ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮 ナショナルso
[2]ルーシー・シェルトン(S) クリストファー・ケンドール指揮 20世紀コンソート
ディスク・データ
CD//海外盤 {DDD, ADD} DELOS*D/CD 1016
発売:88年/録音:[1]1987年, [2]記載なし/収録時間:61分
△[2]英語詞掲載 △ディスク=Manufactured in USA △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり(横方向含む・強め*動作確認済)
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部白地部分に軽い変色あり・薄汚れ部分的にあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆[1]1987. 5, 6 ワシントンDC・ケネディ センター フォー ザ パフォーミング アーツにおける録音。(P) エド・ケリー。[2]録音時期記載なし。(P, E) カート・ウィティング、(E) ニール・マーシー。
−スティーヴン・アルバートはNY生まれ (1941- 92)。イーストマン音楽学校ではダリウス・ミヨーらに師事。1965年 奨学金を得てローマに留学し さらなる研鑽を積みました。アイルランド出身の小説家, 詩人 ジェイムズ・ジョイス (1882-1941) にインスピレイションを受けた作品を多く書き、1985年 [1]でピューリッツァー音楽賞を受賞。同年 シアトル響の作曲家となり、同オケやその他アメリカのオーケストラから多くの作曲依頼を受けました。1988年にはジュリアード音楽院の作曲科教授に任命されましたが、1992年 自動車事故で死去。51歳の若さでした。1990年作曲、ヨーヨ−・マ、デイヴィッド・ジンマン指揮 ボルティモア響で録音したチェロ協奏曲 (SONY) は、死後の1995年 最優秀クラシック現代作曲部門でグラミー賞を受賞しました。
−[1]は1983年作曲。「リヴァーラン」というタイトルはアルバートが多くのインスピレイションを受けたジェイムズ・ジョイスの小説「フィネガンズ ウェイク」に由来するとのこと。4楽章からなり、I: Rain Music,II: leafy peafing,II: Beside the Rivering Waters,IV: RiverEnd の4楽章からなります。調性音楽で、ピアノを含む華麗なオーケストレイションですが、暗い色調で、全曲は不安な情緒で一貫しています。心地よいリズム感を持つ第1楽章も魅力的ですが、第4楽章が低弦の上昇音階を伴う静かな盛り上がり、その後 静かな終結。素晴らしい作品です。1985年 ピューリッツァー音楽賞を受賞し、アルバートの名を高めました。
−[2]もジョイスの「フィネガンズ ウェイク」に基づく作品。1978年作曲。センティメンタルな6つの歌と「インストゥルメンツ」と題された間奏曲からなります。器楽合奏は、おそらく fl, cl, vn, vc, cb, p。
−ブックレット裏表紙には、指揮台のロストロポーヴィチと傍らのアルバートの写真。録音風景でしょうか。
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