ラヴェル:高雅なワルツ,クープランの墓,ドビュッシー:子供の領分 他 マガロフ(p) /L (ACCORD)
曲目・演奏者
●[1] ドビュッシー:「子供の領分」
[2] フォーレ:即興曲 第2番ヘ短調 Op.31, 同 第3番 変イ長調 Op.34
[3] ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
[4] 同 :「クープランのトンボー」
■ニキタ・マガロフ(p)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} ACCORD (UNIVERSAL)*478 167-9
発売:04年/録音:1988年LIVE/収録時間:63分
△バック・インレイに MADE IN THE EU と記載 △原盤:ADES
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む / 横方向含む*動作確認済)
◇ブックレット:A〜A-
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆1988年、スイス・ヴヴェイ・モントルー音楽祭におけるライヴ録音。(P) エレーヌ・モンテュサック。
−マガロフはサンクト ペテルブルク生まれ。グルジア系貴族の家系とのこと。1918年に家族とロシアを離れ、フィンランド経由でパリに移住。パリでイシドール・フィリップにピアノを学び、その後はジュネーヴに住むようになりました。ソリストとしては戦後になって名声を得るようになり、録音ではとりわけ PHILIPSへのショパンのピアノ曲全集 (1974- 78年) で有名です。
−当アルバムは76歳頃のライヴ録音。晩年の録音だけあって指の回りには衰えが聞かれますが、持ち前の洗練されたセンスに、円熟味や余裕が乗っているようです。「こんな感じに弾いてみますが なかなかいいでしょう?」と語りかけるような風情はサロン風の粋を感じますが、彼が晩年 ACCORDレーベルに メンデルスゾーン:ピアノ作品集、13人の作曲家によるワルツ集を録音していることからみても、軽いレパートリーをセンスで聞かせるタイプだったと言っていいしょう。シューラ・チェルカスキーやホルヘ・ボレットなどを思い出させます。拍手がまたコンサート・ホールではなく、サロンを思わせます。音質がいいのも嬉しいところ。
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