モーツァルト:ピアノ協奏曲第12, 21, 23番 サイ(p) グリフィス=ZKO (V4992)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] ピアノ協奏曲第12番 K.414
[2] 同 第21番 K.467 (カデンツァ:サイ)
[3] 同 第23番 K.488
■ファジル・サイ(p) ハワード・グリフィス指揮 チューリヒ室内o
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} naïve*V 4992
発売:04年/録音:2004年/収録時間:74分
△ディスク=MADE IN THE EU
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ ジャケ面小口側端にシワ少しあり / 裏表紙下辺に小ハゲ少しあり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆2004. 7 チューリヒ・ノイミュンスター教会における録音。(P, E) ジャン- マルティアル・ゴラス。
−トルコの才人サイの面目躍如。速めのテンポ、硬質な音、軽々としたテクニック、小気味よい弾み、スタッカートの多用。はつらつとした楽しいモーツァルトを作り上げています。1980年代から繊細過ぎるモーツァルトが主流になってしまいましたが、モーツァルトは基本的に明るく、弾まなくては。もちろん緩徐楽章では繊細な歌を基調としていますが、サイらしい工夫が施されています。[2]両端楽章のサイ作のカデンツァもいかにも作曲家でもある彼らしいもので、またその他ちょっとしたアインガングや装飾音を聞かせるのも楽しい。おしゃべりで 悪戯好きで 躁状態のモーツァルトです。−オケは決して悪いわけではないものの、サイのスタイルに合わせることができる指揮者がよかったという気も…。
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