モーツァルト:コシ・ファン・トゥッテ クレンペラー=NPO; Mプライス(S) 他 (CMS763845・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「コシ ファン トゥッテ」 K.588 全曲
■マルガレート・プライス(S:フィオルディリージ) イヴォンヌ・ミントン(A:ドラベッラ) ルイージ・アルヴァ(T:フェッランド) ジェライント・エヴァンス(Br:グリエルモ) ハンス・ゾーティン(Br:アルフォンソ) ルチア・ポップ(S:デスピーナ)
オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニアo ジョン・オールディスcho オットー・フロイデンタール(cemb)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} EMI*7 63845 2 (3枚組)
発売:91年/録音:1971年/収録時間:50+75+65分
△伊語詞・英訳掲載 △ディスク=Made in Germany / SONOPRESS刻印あり
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 外縁に小スリキズ少しあり(強め含む),2)B+/ スリキズ部分的にあり(強め含む・小さめ*動作確認済),3)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ 裏表紙にシワあり(内部に影響) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1971. 1, 2 ロンドン・キングスウェイ ホールにおける録音。(P) スヴィ・ラジ・グラッブ、(E) マイケル・グレイ。
−クレンペラーの指揮は予想通り 小回りの利かない 構えの大きな演奏で、モーツァルトのロココ風の優雅さや喜劇的な面白さには無頓着という感じはしますが、たとえば第1幕第2場、姉妹の場面に切り替わると極端に遅いテンポを取って、世間知らずのお嬢様の世界が春風駘蕩であることを表したり、同じ場面の出征の行進曲ではまるで曲の奥底に隠れている魂を抉り出すようであったりするのを聞くと、さすがクレンペラーと感心せずにはいられません。−テンポ設定は遅めではあるものの極端ではなく、歌手たちは案外 歌いにくいわけではなさそう。その歌手ですが、かなりロマンティックな感情表現が印象的。第1幕第3場のドラベッラとデスピーナのアリアもかなり濃く強い表現をしており、指揮のクレンペラーの影響というか、要求を感じさせます。−以上[DISC-1]を中心として聞いた感想です。
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