ラテン弦楽作品集 (トゥリーナ, サントス 他) トゥロフスキー=IMM (CHAN9804)
曲目・演奏者
●[1] トゥリーナ:弦楽のためのセレナータ (1942)
[2] ヴィラ- ロボス:サキソフォンと室内オーケストラのための幻想曲 (1948)
[3] グァルニエーリ:弦楽と打楽器のための協奏曲
[4] ピアソラ:弦楽オーケストラのための2つのタンゴ
[5] ガオス:「インプレシオン ノクツォルナ (夜の印象)」 (1937)
[6] サントス:弦楽のための協奏曲ニ長調 (1951)
■ユーリ・トゥロフスキー指揮 イ ムジチ デ モントリオール [2]イザベル・ラピエール(sax)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} CHANDOS*CHAN 9804
発売:00年/録音:1999年/収録時間:71分
△ディスク=Made in the EU △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ 強いツメ咬み痕あり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆1999. 6 ケベック州・聖母マリア生誕教会における録音。(P) ラルフ・カズンズ、(E) ジョナサン・クーパー。
−ラテン・アメリカを中心としたラテン系の作曲家の弦楽オーケストラのための作品集。いずれも20世紀の作品ですが、[3]と[4]は作曲年代不詳とのこと。[1]スペイン、[2]ブラジル、[4]アルゼンチンは有名作曲家ですが、他が珍しい。−[3]のカマルゴ・モザルト・グアルニエーリはブラジル出身 (1907- 93)。ミドルネームに “Mozart” を持ちます。急緩急の3つの楽章かなり、それぞれヴィゴローソ (快活に), サウドーソ (郷愁を誘うように), ジョコーソ (遊戯的に) (3'27+5'39+4'21)。打楽器のための協奏曲ではなく「弦楽と打楽器のための協奏曲」で弦楽がメイン。しかも打楽器は第2楽章休みですが、いかにも南米らしい複雑なリズムの面白さが秀逸です。−[5]アンドレス・ガオスはスペイン生まれながら南米で活躍したとのこと (1874- 1959)。歌詞のない歌のような親しみやすいメロディによる甘く感傷的な作品です (10'30)。−[6]のジョリ・ブラガ・サントスはポルトガル出身 (1924- 88)。緩緩急の3つの楽章からなり、これも凝った作曲技法を用いず、美しいメロディとエモーションで聞かせます。第1楽章: ラルガメント マエストーゾはかっこよく英雄的 (7'09)。第2楽章: アダージョは葬送行進曲風 (5'42)。終楽章: アレグロは一転明るくなり、複雑なリズムの舞曲風 (4'44)。−知られざる佳作が楽しめるアルバムです。
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