ハンソン：交響曲第3，6番 他　シュワルツ＝シアトルso 他 （DE3092）

曲目・演奏者

●ハンソン：
[1] 交響曲第3番
[2] 青年時代の主題による幻想的変奏曲 (ピアノと弦楽合奏のための)
[3] 交響曲第6番

■ジェラード・シュワルツ指揮　[1,3]シアトルso,　[2]ニュー ヨーク室内so　[2]キャロル・ローゼンバーガー(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DELOS＊DE 3092
　発売：90年／録音：[3]1989, [1,2]90年／収録時間：68分
△ディスク＝Manufactured in USA

コンディション

◇ディスク：B/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ ジャケ面にツメ咬み痕あり / 小シワ少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：交換

録音データ・その他

☆[1]1990. 5，[2]1990. 3，[3]1989. 10； [1,3]シアトル オペラ ハウス，[2]NY BMGスタジオにおける録音。(P) アダム・スターン、(E) [1]ンドルー・ドーソン，[2,3]ジョン・イーグル。
−[1]は1936〜38年作曲。スウェーデン人のアメリカ定植300年を記念して書かれました。ハンソンはスウェーデン系。クーセヴィツキーはこの曲を絶賛し、演奏会にかけ、また録音をおこないました。−I: Andante lamentando - agitato (10'33), II: Andante tranquillo (9'46), III: Tempo scherzando (5'30), IV: Largamente e pesante (10'53)。 大きな編成を使ったゴージャスなサウンド、ロマン的な親しみやすさと展開。豊かな感情的な表現があり、標題音楽ではないものの 開拓の歴史に思いを馳せさせます。終楽章はシベリウスを思わせるとはいえ、両端楽章が聞きものでしょう。
−[3]は1967年作曲。ニュー ヨーク・フィル185周年記念に委嘱を受けもの。レナード・バーンスタインに献呈されました。I: Andante, II: Allegro scherzando, III: Adagio, IV: Allegro assai, V: Adagio, VI: Allegro と、2〜5分ほどの6つの楽章からなるという変則的な形をとっており、印象的な3つの音によるモティーフがすべての楽章に現れるという工夫も。モダンな作風が加わっていますが、やはりロマンティックな親しみやすい作品です。
−ハンソンは交響曲を7曲書きましたが、シュワルツは全曲を録音。当アルバムはそのうちの1枚です。