シランクス木管Qui / フランセ, ヒンデミット, イベール, タファネル (外MD+G)
曲目・演奏者
●[1] フランセ:木管五重奏曲 (4曲)
[2] ヒンデミット:5つの木管楽器のための小室内音楽 Op.24-2 (5曲)
[3] イベール:3つの小品 (fl, ob, cl, hrn, fg)
[4] タファネル:木管五重奏曲 ト短調 (3曲)
■シランクス五重奏団〔イングリット・ザレフスキー(fl) ディーター・ザレフスキー(ob) ヴォルフガング・マイヤー(cl) カール・テオ・モルベルク(hrn) ライナー・ショットシュテット(fg)〕
ディスク・データ
CD// 海外盤 {AAD, DDD} MD+G*L 3291
発売:87年/録音:[1-3]1978, [4]1981年/収録時間:61分
△ディスク=Made in Switzerland by ICM / ディスク中心部=アルミ蒸着タイプ
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+/ 小スリキズ部分的にあり / レーベル面にスリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ少しあり(強め含む) 角に強めの小シワあり 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B
録音データ・その他
☆[1-3]1978. 3,[4]1981. 3 以上ルートヴィヒスブルク・カールスヘーエ教会における録音。
−[4]のクロード・ポール・タファネルはフランスのフルート奏者、作曲家 (1844- 1908)。フルートのフランス楽派の創始者で、20世紀におけるフルートの演奏指導において重要な教本を作り上げたことで有名。木管アンサンブルのための曲というとモダンな作風、軽快なタッチの曲が多いですが、この曲は悲劇性を盛り込むなど、まるで管弦楽作品を思わせるようなロマン派の正攻法の作風であるのが面白い。第3楽章: ヴィヴァーチェはタランテッラを思わせる跳ねるようなリズムを使っていますが、第1楽章同様 短調で緊迫感があり、ほの暗い微妙なニュアンスのあるフレーズが現われます。素晴らしい作品です。−[3]の第1曲と第3曲は現在の「題名のない音楽会」で使用されています。
−優れたテクニックでセンス抜群、闊達な演奏を聞かせてくれるシランクスQuiは1971年 西ドイツのコンクール「ユーゲント ムジツィールト」の賞獲得者によって結成。いくつかのコンクールで優秀な成績を収めたようですが、その後の華々しい活動はなかったようです。ただクラリネットのヴォルフガング・マイヤーは同じくクラリネットのザビーネ・マイヤーの兄。ヴォルフガングもソリストとして活躍したことは周知の事実です。−ちなみにネット上にシランクス・リード (reed)・クインテットのサイトがありましたが、2018年カリフォルニアで結成された若きアンサンブルで、当アルバムのアンサンブルとは関係がないようです。−ジャケットの絵はビカソの「パン神」。
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